A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

2019/12/14

舶来スイッチの件は、Sellerに問い合わせると、送料を安くする為に船便で出したっぽい(笑)

オイオイと思ったけど、Ebayは45日以内にアクションを起こさないと保護期間を過ぎちゃうから、品物を送ってくれ!とアクションを起こしておいた。ダメなら返金扱い。

それもいつ来るか分からないから、ブリテンのSellerから中古だけど買っておいた。これは航空便だと思うから、2週間以内には来るかな。

それにしてもスイッチ1個でここまで予定が狂うとは.....失敗した。申し訳ない。

今年中にお客さんの元へ届けたかったのになぁ(ーー;)

 

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WE 717Aのバッファアンプは以前に買って頂いた117N7アンプに、という事であったので、出力は超ロー出しが出来るトランスになる予定。

ここ最近は石レスでやって来たのに、サイズ的に石使わないとダメかなぁと思っていたけど、5本乗っかる事が分かった。

しかし、トランスが整流管をドライブするだけのタップが無いから、117N7を使って整流管代りにする事にした。

117N7には、整流部とテトロードのペアになっているが、ヒーターと整流部のプレートが内部接続されて、必然的にトランスレス構造になる様になっていて使えないから、テトロード部を整流管として使う事にして、石レスにする。

しかしながら、より良い物が上がるか心配で、実験を兼ねて取り組む形になるから、作ってみて気に入らなかったら、無かった事に...という身勝手な前置きを(^^;;

 

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乾電池時計、最初の1日は2分遅れが出ていましたが、振り子を微調整してやり、殆ど時差無し。精度良好でありました。

しかし、ある一定の部分へ差し掛かると、DCブザーの原理同様に、ソレノイドがブブーと鳴る事があり、これは接触が上手く行っていない事からではないかと推測。

電池の消耗も気になるので修繕を。

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再度バラして、接触子を外しバネ性と当り具合を調整。

接触の確実性を高める為に、歯車に付けられた山から一気に接触子が落ちて、それに近付いたもう片方の接触子が触るという仕組みであるが、爪が長い事歯車の上を撫でていると、爪の先が丸まってしまっている様で、一気に落ちて来ず、緩やかに落ちてくる時がある事に気付く。

この時に接触が緩やかに行われるから、接触するかしないかが、曖昧に動作してしまう原因になり、ブブブと鳴く様である。

爪は元々から鋭角に取ってあるから、バネ板の調整をして、これが即時に落ち込む様に曲げ直し。

曲げと言っても、ほんの僅かである。見て分かる程曲げたら動かなくなるのは言うまでもない。勘が悪いと全く仕事にならない。

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挿絵は上板から見た時の図。
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しかし、今度は落ち込み具合が良くなっても、瞬間だけ接続し、ソレノイドが動作した瞬間に切断しなければならず、この双方との均衡が難しい具合である。

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フレームに接点が触ると導通となる仕掛けである故、このファイバーで絶縁しているボルトとフレームを触っていると、ソレノイド動作後の逆起電力によって感電する。感電した(笑)

3Vの電池であるが、結構な電圧が発生する様で、結構なショックがあった。

電話機のハイブリッドコイルも結構凄いショックがあるが、まぁ似た様なもの。

電源トランスも、テスターを当てながら端子間に触って、テストリードを離すと其れ相応の逆起電力が発生し感電する。

静電気と違って、表面的な痛さというより、ズンと内側を通る痛さ(?)がある。

まぁ、これは簡単だから気になったら試してみるのが良いであろう(笑)

何でも経験のない人が多いから、危なくない程度に何でもやってみて体感するのが良い。

 

他には、ショックダンパーに、コルクの付いた調整ボルトがあるが、開放になっていたから、これの距離を縮める事で、バタンという動作音を暫し静かにできた。

これもあまり距離を縮めると1コマを送れなくなってしまうから、良い塩梅に設定する事になる。

遊びが大きい方が、より引っ掛かりは良いが、機械音も大きくなる。

ギリギリと所に設定する事で、最小限の動作音で済む様になる。

 

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机が実験の書留めやら部品やらでごちゃごちゃ。

下に埋もれた物の存在すら忘れてる具合だから整理を。

不要メモ書きは処分、必要部分は清書しておく....

紙屑だけでも結構な量出た(^^;;

 

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他には、16ミリ フィルムを整理したいかなと、出品をボチボチ。

テレシネ化する場合に、パレフォレーション壊れや、切れたとしても、其の儘繋いでオリジナルを保つ方が良いかなと、カットせずに継ぎ合せしている。

カットする事は簡単であるが、抜けたコマは取り戻せないし、音とが合わなくてなるから、やはり切り詰めは最終段階にした方が良かろう。

 

 

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年末のこの時期と言ったら忘年会。職人の爺様と夕食。

良い感じに酔ってきた所でふと財布にユーロ札しかない事に気付く(^^;;

コンビニATMでソロリソロリと出して来ようとしたがミッション失敗。

結局ご馳走になっちゃった(ーー;)

明日も修理案件と飲み会が入っている(笑)