A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

2019/09/10

 時代を逆行する、フィルム映写機ネタ(笑)

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 昔のプロジェクタのランプは、ワット数の記載があって、ルーメンの記載は見たことがない。

100Wっていうのは、小型スライドにあったのかも知れないけど、200W以上のが大多数と思われ、かなり電流食う=明るいというイメージしかない。

一般的な電球で、100Wは1500lm相当なのだそうだから、簡易的に考えて200Wで3000lm位?

16mmのプロジェクタで1000Wという物もあり、簡易計算だと15000lm?

どんだけ遠くに投影するのか、ズームするのか知らないけど、かなり明るそう。

8mmのでも、2000lmはあるのではないかと推測。

 生憎、エクスポメーター/露出計は持っているけど、LUX計は持っていない。

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 そんなに現存数が多くないだろうし、交換となると、探すのも大変だ。

そこで思いついたのが、LED化だ。

近年、深夜帯の道路工事で使用のある、ランプ。LEDバルーン投光機というモノだそうだが、これには100W級のLED板が幾らか入っているそうで、これが50ミリ四方のユニットで、8000lm程の光束が得られるとの事である。

これは大いに使えそうである。

もし、今まで500Wのランプを使っていたとして、LEDで8000lm級のを使うと、160Wで済むことになる。

物も小さい板だし、放熱器を付けたとしても、ファンで強制空冷だから都合が良い。

光熱でフィルムを焼かない様にする遮熱ガラスは、もしかするとLEDであれば、無くても大丈夫そうな気がするが、そんな事はない?遠赤外線的には、かなり値は小さいと思うのだが。

ちょっとこれはやってみないと分からなそうだ。

 

 

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なんで今更、映写機ネタなのかといえば、先日トーキー映画をGetしたから、それを見たい故なのである(笑)

生憎、16mmを再生する映写機もないから、Junkを買い求めたのだが、全て揃っていると、金30.000圓から、金50.000圓が相場な様である。

コンセントが付属していないだけで、これが1/3の値に下がるわけだ。

プラグは七星のメタコンが使えるであろうと踏んで、トーキーのプラグはアンバランスの47だ。

こんなのはJunk屋のガラ箱に転がっているのを転用すれば金300圓もあれば十二分に調達が出来るから、お手のモンよ(笑)

まぁ全く、皆様こういう手間も知らないで。(売れるんだったら、コンセント作ろうかなw

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光学録音のタイプ。

オプチカル。

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 見る人が見れば分かるのであろうが、これはシネマスコープで、通常の映画サイズなのだ。

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シネスコで投影すると、スクリーンには、こんな様に写るワケ。(PCで引き伸ばし加工した)

シネスコレンズは偶然にもフリマに出ていてGetしておいたが、オリジナルでは無いから、金属でホルダーを作って、マウンターを作ってやらないと宜しくない。

これまた、エルモスコープの純正オリジナルは金25.000圓とかっていう相場が出ていてアホらしいから、作れる物はドゥンドゥン自作しようぜ!っていう事。

 

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巻き始めはリーダーが付いていた。

やっぱりっていうか、業務用感。

そういえば、前に工場のオッチャンの昔話で、田舎に年一回か、町から映画屋が来るとかっていう話を聞いていて、それが16mmだったらしい。

お金を払うと、スピーカーのある前の席に居られたとか。

払わなくても絵は見えるけど、音が聞こえないっていう事だったみたい(笑)

屋外だから、雨天は中止に。

オッチャンも自分と同じく機械好きだから映写機にはチェックを入れていた模様(爆

そんな感じで、このフィルムも色々な所で上映していたのかな?

分からないけど、結構傷も付いて、傷んでいるし、使い込んでいる感はある。

 

 

ps:シネスコレンズ越し

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