A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

2019/12/18

定休日です。

と言っても、やっている事は毎日変わらないですが、朝からフィルム整理を。

別段見たくないフィルムでも、映画館じゃないけど、チェックしてフィルムの破損具合も調べないとならないし、状態についてもコメントしなきゃならないし。

売りに出すのもまた手間です(^^;;

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リーダーがあるのか、カウントリーダーがあるのか、パレフォレーションは壊れていないか、色は変色していないか、トーキーは正常か...等々。

専ら、映写機本体が良好な手入れを受けていない状態ので走らせる事で、パレフォレーションが壊れたり、フィルムを焼いたりする原因になるから、第一に映写機をオーバーホールするべきである。

大体動けば良いやっていう不適当な儘に、走行させてフィルムを壊すパターンが多いのではないかと推測。

所有の8mm映写機2台、16mm1台は給油と調整はしているから、一通り安定的。

昔はトーキーの8mmやら色々持っていて、7台程あったが、完動品を求める方へ売却済。f:id:A2laboratory:20191218204239j:image

午後はデザートワインを口にし、蓄音機を鳴らして、ゆっくりしていたが、銀座に用が出来たから行ってきた。

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和光の時計台は、今は電波だとか。

昔はSeikoのエンブレムは無かったが、ちょこちょこ手入れしている様子である。

古い方のダイアルの方が彫りが深い様な気がする。

今は現代的な、デジタルな薄さを感じさせる様なダイアルに思う。

まぁ指針が変わるだけでも顔の印象はガラッと変わるから難しい所か。

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帰りに菊水に寄って、ウィンターエディションを包んでもらって。

帰りの“暖かい地下鉄”は、本日も正常運転。

なんだか嘘の様。自分が組み付けた品物が乗っかった車両に乗って、ソレを見ても、なんだか自分が組み付けたのではないみたいに思ってしまう。

車掌さんが毎度触るものだから、塗装は三分だったのに全艶、いや、板金の素地が見える程に使い込んである。

検車区に呼ばれる事も無く、特に壊れないのは良い事である....

愚痴を言えば、重要な物を作っている現場の職人は貰いが少ないが、中間が根刮ぎ持って行く。責任は現場へ回ってくる。中間はペコペコ我関せず。普通は逆では?

エンドユーザーは現場を探して直に問い合わせに来る。”ブランド代って高いんだなぁ“と呟き帰っていく。良くあること。

 

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ささ、煙草屋だけど、外国タバコだけは取り扱い幅が狭くて、契約すれば良いのだけど、パイプや葉巻の愛煙家が少ない事もあって、そんなに手広くやっちゃうと、在庫が残ってマズイっていうのが大きい。

とにかく私宅では、新鮮風味第一で考えているから、毎週仕入れをしているのだけども、在庫数は限りなくない様に仕入れをしているのです。他の煙草屋は毎週仕入れはしないそう。

というのも、シガレットは賞味期限があって、これは切れてしまうと返品が可能であるのだが、損失も出るから、やはり無駄に大量に仕入れて、賞味期限切れを売っている様だと、遠ざけられてしまう。

申し訳ないが、芳しくないコンビニや煙草屋は、やはり分かる人だと遠ざける。レジで出されたら賞味期限は確認した方が良い。

返品は店の申告だから、卸しからは何も言わないし回収もしない。

葉巻やパイプ葉には、賞味期限が根本記載が無いが、やはり在庫で長年置いておくと、風味は劣化する。

アロマ系は抜けるし、酸化する様な渋みが出るし、何より乾燥して粉々になるというパターンも。

再加湿すれば、この辺りは回避出来るが、抜けた風味は戻らない。

化粧品と同じく、ナマモノとして考えてもらえたら、その意味は分かる事と思われ。

 

ラットレーとコールハス。

ラットレーは去年の夏版を持ってて、多分そんな感じかなと推測。香りはオレンジが強そうな。

火入れすると、凄いオレンジの皮燃したみたいな、オレンジ!っていう主張があって、鼻抜けの香りは、正に高温サウナの木の良い香りが(笑)

始めの一瞬は仏壇の御線香かと思う強いインパクトなのだけど、徐々に高温サウナの木っぽく思えて(笑)これはこれで美味しい&斬新な。

 

コールハスは初めて。

香り的には、2016年辺りのピーターソンっぽい様な?

火入れしても、昔のピーターソンよりか軽い様な気が。ピーターソンは酸っぱい感じが有ったような気がするけど、コールハスは全体に穏やかな印象を。

 

ん?それよりなに呑気に葉っぱ買っているんだって?(^^;;

いやぁ、有難い事に今月は分割返済+黒字になる事が分かったので、少し余裕が。

チューブチェッカーも売れたし、アンプも幾台か売れて、大きい球もボチボチ売れて、安売りしたけど有難い事に売り上になって助かった。

 

 

そういえば、最近の技術者は日本離れしているそうで、海外の方がより良いらしい。

日本は安い売りし過ぎで回らなくなっているとか、先進国の順位が下がるのではないかとか耳にした。

まぁ確かにオーデオの舶来物を見ていると5000ドル以上の物が多いし、良い物を其れ相応で売れて、研究費も出て、次が作れるとあらば、やはり良いに越した事はない。

今現状は手間代も貰っていないから、その辺りはカンパで良いやっていう感じだけど少し改めないとマズイのかな。何時迄も学生の頃と同じじゃあ(^^;;

でもそれじゃ企業と同じだからなぁ。投資出来る程の物を幾つも作れるレベルでもないし。

やはり自作レベル程度しか完成度は上げられないのが現状。

嫁さん見つけても、現状で食っていけるかってお客さんに問われた時に、無理でしょうねって答える他ないし(ーー;)

でもスポンサー付いてもらって、あーだのこーだの言われて商品作るのは御免。多分長続きしなくて無理。

図面出されて作るならまだしも。

だからそうなった時はサラリーマンに戻るしかない。

趣味は儲けには繋がらない、食っていけないって事かなぁ

宝くじでもとりあえず当たってくれないかなぁ