A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

2019/08/27

 お客さんからの要望で、マデューロ ブロストを入れました。

1本580円也

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1本試しにプカプカしてみた所、フランス人が好きそうな、PUEBLOっぽい感じのオーガニック系のサッパリとした葉巻。割りかし軽めな印象。

2時間半で大体30mm残す位になって、パイプに詰めたらピッタリ(笑)

3時間は煙と遊べそうです。

 

 

 

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6X5Gがガラ箱に転がってたので、試しに挿したら問題なく(笑)

もしかすると、かなり薄くなっていたから、スタンプ消えでガラ箱行きになったやつかも。

電源ユニットとしてあるだけでも、かなりコスト的には抑えられそう。

電源を内蔵させて、ギリギリで動かそうっていう仕様の物よりかは、断然余裕があるから、幅広く対応も出来て、電源が別になっていると、電源ノイズもシャーシ内に持ち込まれ難いという観点からしても最良に思われ。

今は石とか大きいケミコンが多く有って、確かに良いフィルタが構成出来るけど、昔ながらの回路でも、そんな大掛かりな事をしなくても、良質な物が得られるという事を再認識するのに丁度いい機会かなと。

 

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コイルを巻いてシールドにしたけど、やっぱりスプリングの方がイイワナ(汗)
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アレコレ、数値を変えて、よりノイズに強く、オリジナルを尊重しながらアレンジしているが、ターンオーバーの時定数を計算してみると、オリジナルの表記はなんだか計算通りではないみたい(笑)

最も、この回路は当時の筆者が記事にし、書き加えたものと思われるから、大体の値なのかも知れない (段々とイイ加減になってきたなぁ ヾ(゚Д゚ )ォィォィ

 

まぁ、RもCも昔のはかなりの公差があるから、コレくらいっていう目安であろう。
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6AK5を使った、温めに温めて、温め過ぎて御蔵入りしていたフォノアンプを試しに組んでみようか検討。

6AK5と聞いて、多分ピンとくる人は、そう多くなかろう。

高周波増幅管で、NHK収蔵の機材に沢山使われていた球である。

まぁこれをAF段に使おうという輩はそう多くないハズ。聞いたことがない。

最も、入力が5極使いで1400mVが一杯、3極使いで3Vが一杯という具合で、これをラインアンプに使うにも、少々歪の点からしても考え様だし、μも5極で57程、3極で26程。

探りを入れて、使えそうな数値で上手い事使わないと、かなり歪むしHIFIからは遠ざかり易い球だ。

しかしながら、Ep180V最大という規格ではあるが、電流が幾らか流せるから、ローインピーで組めそうだと検討していた。

試しにマイクロホニックも確認したが、MTの小サイズであるから、これも小さく、ノイズには強そうな印象があったから、フォノイコにどうにか使えそうだと。

片ch 5段を6AK5で構成し、NFでGainを連続可変とし、mmもmcも使える構成にしている。

2段ずつNFで調整する回路構成で、EQも連続可変で、どんなデコードカーブでも対応出来るようにしている。

(SP・LP両立、Decca、Columbia、RCA、US78、EU78 etc)

モノーラルに凝る人向けにと考えていた回路で、結構贅沢仕様(笑)

今、この手のフォノアンプを欲しがると、EMT JPA66が近いかな(;´∀`)