A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

2019/07/25

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何時もは甘い香りのパイプ葉ばかりで葉巻と言えば、トスカネロのバニラかグラッパばかりで、やはり何方も甘い。

向こうへ渡航した時に買った葉巻は、大抵エッセンスが無いのが大多数好まれる様。

というのも、お国柄的に香水は常用するけど、他の香りは好まないという体質の様で、バニラとか、香りの強い物は好まれないのだとか。

ナチュラルな自然葉が好きらしい。

メハリスのアブドラも、やはり香料なしのナチュラル シガール。

話は違うどけ、このパケの色好き(笑)
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ということで、試作を兼ねて、自分用に1台、コスト気にせず作ってみようと思い立った。

色はアブドラと同じで(笑)

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平滑は1200μFと超大きい物を使ってみたが、これはOASYSの電源に使われてたモノで、取り外し品(笑)

コンピュータ ワープロと言えども、中途半端な時代の安物は質が悪いが、エアコンで温度と湿度を管理した電算室(コンピュータ室)があった時代の1ユニット数百万もした時代の物は、とんでもなく良い部品を、余裕を持って使っている為、まぁ殆ど腐らない。

今のPCよりもスペックが低いだけで、良く動く。30年以上は経っていたか、5インチの2Dも20MBだったかのHDDも動いていた。

基板を見ても、部品を見ても分かるけど、設計が良い。やはり高かっただけあるなと思わせる。

しかしながら、ワープロ1台、かなり大きいし、動くけど使わないしで、分解、部品取りして保管していた。

ケミコンは105℃品で、寿命配慮と思われ、今では普通となり始めているが、昔は85℃品が普通だった。

フォーミングしてみたが、全く問題なく。

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本気で組んだw
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WesternやSiemensのクロスワックス ワイヤは数が無くて高いが、元々の用途は電話線。

長く引き廻しても、線抵抗が少なく、遠くまで信号をより良く伝達する事が可能な様に作っていたモノ。

自分が使っているのは、有名メーカーのではないけど、それでも安くはない。

けれども、使い易いのとで前から愛用。

 

カソードには、Phillpsのケミコンを使用してみた。

これも言うまでもなく、高価であるが、これを使うと少し派手さが落ち着いて、お淑やかになる雰囲気がある様に感じる。

ベルギー マランツのCDPっぽい質感に似る気が。
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定着に暫く電源を入れて焼き付け的にフォーミング(笑)

容量の大きい平滑を使った為、0.1μFの絶縁でも、ビリビリ痺れて、電圧を見たら110Vを示したから、大分漏らし過ぎの様だ。

電流は低いから、ちょっと痺れる程度だったが、製品としちゃマズいので、変更しておく。

平滑の容量も大きくなれば、電流が流れ出すという意味だろう。

良い実験になった。

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VRを付けてみたが、入力トランスよりも前か後かでどちらのが良いのか試したが、前者はVRの位置でインピーダンスが変わり過ぎて、ATTというよりかは、トーンコントロールみたいにカーブが波打ち、TRUE HIFIとは言えない質。

でも昔の電蓄はこんな具合かな。

やはり1段入れて安定にさせてやった方が絶対に音の質は良い。

後者はVRの500k受けで中点をグリッドに入れているから、質的には落ちている事はないが、高域の綺麗さが、VRを絞るとどうしても劣るのが気に入らない。

専ら、VRを付けて絞らないとならない程の出力があるのであれば、入力トランス無しで、コントロールアンプを使用した方が、私の求める質と要求は満たせる。

と言うのも、入力トランスはあまり大きい信号に耐えられないし、前段で絞れないから、トランスで歪んでしまっては、幾らVRを絞っても歪みは取れないという事が無くはない可能性が挙げられる。

入力トランスも、トランスの質が少なからず現れるから、できれば入力トランス無しで、ダイレクトで、コントロールアンプは使用してほしい所。

っで、そのコントロールアンプを作っても良いが、また凄いコストで、一般ウケしないのだが、マランツのプリアンプに似た質を持ちながら超低歪で真のHIFIと言えるだろう回路構成であるモノを作っていたりもした...

単にレベルマージンが高いから、S/Nが良いとも言うが(^^;;

やはり質を落とす機器を間に挟んで使うのは、使う意味が無い。というか、使わない方が良い。安いラインアンプ等が巷に溢れているが、ノイズと歪を+αで加算しただけに思い、悪い印象を買った人に植え付けると嫌だなと考えている次第。

良い設計ならば、ノイズは低く抑えられる。

出力はハイ インピーダンス出しで、全く宜しくない。

ロー出し、ハイ受け。球の機器は厳守した方が良い。ノイズの原因。

昔のクオードのアンプがハイ出しハイ受けで、コネクタ部分で手を近づけるとハムが出るなんて回路になっているモデルがあったが、あれは本当は宜しくない。

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以前に作ったライン コントロール アンプ。

広告用に作って配布したモデルなので、型番なし。

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小型に低コストに出来ないか検討しているが、電源がどうにも難しい。

土台がしっかりしていない土地に豪邸を建てても、グラグラと崩れてしまっては意味がない。

基礎がしっかりしていた方が良いのは言わずと知れている事で。

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元々、パワーアンプという品物自体には、ATTが付いていない形が古くは普通で、ステレオになり始めて、左右のバランス調整にATTが付き出したものと思う。

有って悪くは無いが、質が悪くなるなら、無い方が良いというだけの話である。

プリメインアンプという総合アンプは、フォノアンプ(無い場合もあり)、コントロールアンプ、パワーアンプがセットになった形態で、単に使い易くセットにしただけと思うが、本当に良質な品物は、1台1台が完結して完成している物と考える。

セットの中で、回路を切り離しても完結して安定した動作をすれば、それはセパレートタイプと同じ事であろうが、まぁそんなアンプは少ない。

YamahaのCA-1010は切り離して使えたが、200W ATT無しはスピーカーを飛ばしそうで怖かった覚えがあるが(笑)

 

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私宅の老舗モク屋のショーケースを占領(笑)