A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

2019/07/03

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電球がチカチカ、コンピュータみたいだし、ちょっと”スパイ大作戦”(笑)みたいな感じがまたレトロな電話交換台。
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自衛隊のお下がりなので、一般的な電話交換台とは違っていて、頑丈&特殊回線仕様の様です。

マグネシウムの筐体じゃないか、ちょっと気になるけど、削った感じは、ジュラかの合金アルミっぽい硬さ。

マグネシウムを使うのは、無線機と聞いたけど、その周辺機器も使いそうな気もするけど、ヘリとかジープとか戦車とかに使われない限りは使わない仕様なのか分からない。

ただ、当時作ってた職人曰く、シャーシを並べて置いたら、自然発火し工場がボヤに…なんて話を聞くと結構コワイもんで。

 

っで、何に使うか?

う~ん、色々用途は考えつくけど、試験用のライン交換器にどうかなと検討。

負荷抵抗を加算するのも出来そうだし、入出力切り替えも容易になりそう。

ただ配線が太くなるかな(汗)

初めは、真空管特性試験機にしようかと思ったけど、それだとSWの数が足らない。

もっぱら、それは別ケースで作ることにした。

今はバラックでやっているから、抵抗と電流計、電圧計、それと出来たらワッテージメーターが欲しいと思って、IC買った所(汗)

Wって普通のメーターでは示す事が出来ない。

電流X電圧で計算するものだから、乗算器がどうしても必要となる。

電流検知の抵抗に現れる電圧と、出力端子の電圧とを演算器へ入れて、その合計をメーターへ示しせしめる事が出来る。

ただ、これが思い通りに完成するかは、やってみない事には不明である。

 


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これは交換台で必需工具でありまして、2号電球を引き抜くのに使うのです。

まぁ、構造は簡単なモノで、テコの原理で、口端を窄めてランプを引っこ抜くという、まぁ原始的な。

入れる時は、大抵手で押せば潜るので、これは抜く時だけに必要に。

交換台用2号電球も今や種類があまり無くて、かなり高価なので、消えていく一方なのでしょうなぁ。残念。

6.3V、12V、24V、他にもネオン型だったり。

昔のBTS規格のメーターの照明にも2個入っていたりしましたが、あれは6.3Vがシリースに12V点灯だったかな、確か。