A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

2019/08/30

そういえばと、抵抗安定管がある事を思い出して出してみた。

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放送局型123號で使われていたりもした、別名 バラスト管で、電球みたいな物なのだが、電球とはまたちょっと違うのだが、ミテクレは似ている。

電流は600mA定格で多分20V程しかドロップ出来なさそうだが、ヒーター回路等に挟んで使用する。

  • ps: 6-4という型番の意がよく分からないが、6.4Wだとすると、10V位しかドロップ出来なさそう

電圧が変動しても電流は変わらず、安定に保つという球で、定格電流以上に流れないという特性がある。

電圧が高いとバラスト管が吸収する。

昔は、バッテリー式の機器に使用されていて、電圧上昇で、ヒーター切れを防ぐ意味合いで入れていたが、多分高級機のみと思われ、民生機では123號以外で見たことが無い。

データシートでは、AC/DC両用機器に、バッテリー式に と記載があるだけだ。

 

試してみた所、ドロップ電圧が低い為か、仄暗い程度に光るが、熱は結構出ていた。

電流はキッチリ定まっていて、150mAや300mAヒーターと織り交ぜて使用が可能になるんじゃないかと思っていたり。

とりあえず、単なるフィラメントではないという点、電球とは違う。