A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

ダイナベクター 3000

DV3000の修理預かり。

f:id:A2laboratory:20240402003415j:image

20年位か使わずにあったのかなと思ったが、持ち主に聞いたら30年は放置だったらしいそう(笑)

アウトレットケーブルは触るとグシャっと崩れて、緑青と共に心線が現れる状態。

生憎生え際は、ご覧の通り短絡状態。

ヒューズに行く前の段階でこの有様。
f:id:A2laboratory:20240402003421j:image

支給のケーブルへ交換。
f:id:A2laboratory:20240402003425j:image

内部を確認。

眞空管はテレフンケンのに交換してあったが、CR部品類は当時のオリジナルの様である。

触られていないから、状態は良い方だ。

大凡、綺麗な外見をした物よりも、埃になって汚いミテクレの物程、オリジナルを綺麗に保っていて、状態が良かったりする。

下手に触って複雑に改造、壊されているよりも断然良い。

f:id:A2laboratory:20240402003402j:image

PPMモジュールが入っていたから、対数圧縮でワイド表示になっている事と思う。メーターは電圧表示だけども。

多分このユニットだたったら、局のユニットと同じ規格であろうから、FMだったり、昨今の歌謡曲何かを再生すると、0dBでピタリ来たら微動だに動かなくなる事と思う。

ゆらゆらしている様ではVU並であろう。
f:id:A2laboratory:20240402003418j:image

コンデンサ電荷を付けないとパンクするであろうから、ボルトスライダーで徐々に。

f:id:A2laboratory:20240402003350j:image

然し乍ら、温まるのが多く、漏れ電流が大きく、活性化は見込めない物が多そうだから、安全の為にも交換してしまう。

f:id:A2laboratory:20240402003353j:image

ユニットを出すのも手間である。

f:id:A2laboratory:20240402003359j:image

イカは絶縁良かった。

 

今日はとりあえずここ迄