A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

2024/02/08

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50pp続き

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様々な回路構造を試せる様にラグは多く取って、余裕を見たのは良かった。

今普通一般の回路構成では、カマボコの音で、一部が凹んだ特性だった。

それで、今度はWE方式に組んでアースを浮かして信号を最短ループになる様に組む。

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そうすると低音は豊かになって、音は少しワイドになった様に感じられた。

しかしながら、高域の衰退具合はピークが無くなり、緩やかに落ち込んでいる。

このループの間にCRを挟んだり、アースから浮かす抵抗の大きさによって、EQの代わりになる。

これを最適になる様に、パズルをやる。
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結論、高域の衰退は1stトランスの癖が取れず、持ち上がる事はなかった。

2stへ直接信号を入れるとまだ特性は伸びるが、ゲインが幾分かなり足らなくなる。

この様な特性であるが、聞いた印象では、音楽を楽しむ分には文句ない様に感じている。

低域は持ち上がり気味には暫し思うが、フルレンジ1発で、バッフル板(?)を希望されている様であるから、この位あった方が不足を補えそうな気はする。

もっぱら、信号の送り出しはPCだそうだから、EQで良い塩梅で出してもらって、好みにしたら良いかと思う。
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明日はタンノイで聞いてみて、あまりにも外れている様だったら、また再調整する事にする。