A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

Local OSC

缶のコイルセットの続き。

UY-27で局部発振が出来るか実験。

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局部発振は2A7が出てから、ミクサとが一体化して、自励が殆どで、他励は大正期の古典ラヂオがそれに当たりそうである。まだ無かった頃。

27はデテクター用途なのか、発振用途なのか良く分からないが、多用途で使えて、最大定格が怪しい球でもある。

かなり丈夫そうな気はする。なんとなくの推測。

 

フィラメントは随分と煌々と光って。

アークタウラスの青球も白くなっていた様な気が。

カソードはセラミックかな。

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OSCと思われしコイルは副巻きで、調べると2A7のsgとgに入れて発振させる様だ。

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これを始めにカソードタップの様にkとgに入れてみた訳である。

一方が4.5ωと、12ωと片方が大きい。

逆さやら色々試したが発振せず。

それで、fig2で表した様に、これをシリースに繋いでカソードタップ型にしてみた訳である。

これにて発振した。

バリコンは手元にあったポリバリで動かしてみると、714kc-1538kc迄変化した。

普通、540kc-1600kcだと思うから範囲がこれだと狭い様な気はする。

局発はIFの周波数を足し引きするのか?勉強不足で分からない。

発振は8v弱。6wc5の発振だと30v程あった様な記憶が。

これでは足らないかな?ともしばし思う節が。

専ら、wc5と比べるとμがかなりの差がある。

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2段の内、上部分の少しが下段にも巻かれていて、結合している様である。

 

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3連バリコンが探したが見つからない。

1個や2個では無いくらいに持っていたと思ったのだが…

明日また別の所を探してみる。

まぁまぁAM放送も、もう暫しで終わるらしいし、こんな事に一生懸命になってもね(^^;;

そんな気もするけれども、最後の最後に古風なやり方で受信してみたいもの。


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低周波ではマイクロホニックが大き過ぎて使い物にならなかった記憶のUX-34。

これが有り余って使い道が無かったから、使えないかなと思って出してみた。

これは6D6と同様にバリμらしい。

32だったらシャープカットオフで良いのかも知れないが、AVCを効かせる場合は有効か。

ただ、発振には使えない可能性があるのかな?これもやってみないと分からない。

暫し手間食う球を使う事で大掛かりかも知れないが、何かしらの受信機にはなるのではないかなと思ったり。