A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

2023/10/04

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先日、埋まってしまっている部品を整理したらば、ビクターのラジオセットのコイル類が出て来た。
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不良になっている事と思っていたが、ミテクレよりか中身は案外真っ当そうである。

同通試験をしても良好。

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とりあえずピンポイントで、この年代のセットの修理を頼まれる事は今後そうそう無いだろうなと思うから、自作してみようと思い立った。

コイルがどういった特性かは不明であるが、まずまず発振すれば、鳴っていたセットをバラしたに近いかと思うから、鳴るのではなかろうか。という何となしの勘。

回路は有り余りの球を何となく当てはめて活用する方向で。

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局部発振にUY-27はアリなのか分からないが、大正期のラジオなら27使っているかも…?

とにかくプレート損失的には丈夫そうな球だから、使えるのではないかなと思ったり。

μ的に8では発振するか心配であるが、やってみない事には分からない。

3連バリコンは、どっかその辺に転がっていると思う(^ω^;;)