A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

kikipan

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フィルム1本280円位で、3本か4本入りのパックで¥1kしたかしないかだった記憶でいて、見に行ったら、もうなんて言うか貴重品扱いみたいな具合で、何か不思議な光景。

でもって1本¥3kとかする物もある。

リバーサルでASA25だったか、あれで¥1.2kしたかな。という程だったと思ったが、時代は変わるんだなぁ。

というよりも、使う人が減ったのだろうなぁ。

それで、先日retinaは修理して使えるであろう状態にしたから、そりゃもう試してみたいよね。っていう事で。

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そうそう、この前シャッター切れなくて、バラしてやったのだけど、他にも色々やっていたから、こちらではレチナには触れなかったのだが、まぁ、シャッター周り手入れしただけだから、面白いネタという訳でもなく。

まぁまぁ、面白いネタも無いのだけども(^ω^;;)

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それで、¥1.5kのkikipanを選んでみた。

他も大凡そんな値段で、安いのは富士のネオパンかな。¥1k位。まぁこうなって来ると、微々たる差。もう欲しいと思った物を買った方が良い。

 

箱は洒落ていて凝ってる。

抜け目ない凝り様なデザインである。

センス良い。

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フィルム感光部はミントグリーンの様な色合いをしていた。

何か新鮮な印象もあったが、リバーサルもこんな色合いだった様な気がしてきた。

何時も使っていたネオパン100か400は、鼠色か茶色っぽかった?赤茶色していた様な記憶。

バルナックのライカにマウントするには帯が短過ぎて、名刺挟んだりやっていたのを思い出した。
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レチナはそんな手間はないから便利なものだ。

 

それで、ここに来て急に緊張感が出てきた。

そうそう、この緊張感、重みは間違えない、36コマという制限のある高価なフィルムだからこそ味わえる緊張感。

デジタルやらスマホやらで、バシャバシャ撮っては後から要る要らないをやれば良いや、という甘えなのか、気抜け姿勢に慣れて、下らない絵ばかり溢れさせた様に思う。

現像する迄、どんな仕上がりかも確認出来ない重さ。

だからこそ、ファインダー越しに、完成図を想像して、あぁしよう、こうしよう、と頭を使う。

ただ撮りゃ良いや。では上手く行かないのが、またミソなんだなぁ。