A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

SPUのコイル 続き

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前回はコイルを巻いた迄やって、カンチレバーとサスペンションの定着で待っていて、其の儘に時間が過ぎた。
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何時迄もこの微細な物を机の上へ置いておく訳には行かないし、他にも回し回し作業しているから、机の空き待ちになると塩梅悪いから、組み立てしまう。
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ギャップは0.5程々あるか…ないか。

コイル引き出しで金属へ触っても、音が濁る。

これはSumikoのP.Uで分かっている。

巻きの極性を考えて端子にハンダ。
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ヨシヨシ。
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音を聞いてみる。

逆相に繋いだらしい。

音が引き込んで低域が打ち消されている。

 

 

ミテクレは変だが、片方を逆相にリードチップをテレコにして繋ぎ直すと問題なくなった。

 

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…それで思ったのは、コイルの巻き方はステレオで同相になる様に巻いたし、配線もしたが、逆相になった。

それで、ディスクへのカッティングであるが、これがステレオ逆相で、打ち消す様にカッティングしている可能性?

それとも見ている場所の問題?

中央から左右と見れば、ミラーの様になっているのかな。

モノーラルのカッティングの場合は、左右で同相になっているものと思うが、その場合にステレオP.Uはどの様な状態なのだろうか。

逆相に入って出ない音が出てくる可能性がある?

そんな事はないのか…

 

机は片付いたが、要研究課題が増えた…(^ω^;;)