A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

2023/08/06

アンプ壊れた。と呼ばれました(^^;;

それ+αで、買取に出したい機材が多くあるから、動作確認やっておいてくれる?という依頼内容。

はいー。良いですよー。と毎度の軽い返事を電話でして(笑)

f:id:A2laboratory:20230807001933j:image

出る時は雨も降っていないし、特に晴れていたし。

と思っていたら、晴れているのに急な大雨。

かと思ったら、即止む(笑)

写真では、雨な感じが伝わらないけど、拡大すると ほら。

f:id:A2laboratory:20230807004547j:image

結構点々としているでしょう(笑)

 

電車で都内から離れる方向へ向かうと、大きい積乱雲の真下だった様だ。

でもジリジリする程、晴れていたのだけどもね。

夏らしい天気というのかなぁ。うんうん。

 

それで、故障アンプを見てみると、そもそもボリューム0の絞った位置で、完全に絞れない。

音が普通に鳴っていて。

バランスで左右に振ったり、あるあるの45°叩きをやると、ビビッと音が出る。

この症状からするに、アース不良。

電源を入れた儘で分解するのは、普通はやらない方が良いけれど、症状が変わる所を知りたいからやっちゃう(笑)

完全なる球アンプは、高圧が各所に来ているから、やたら触れば感電するのは言うまでも無いから、真似しない方が良いが、故障原因を探る時短にはかなりなる。

とにかく、次から次へと仕事を熟さないと帰るに帰れない(笑)

 

それで、プロアマ製であるが、まぁよく出来ているが、アースが何処でもラグの端子を使ってネジ止め。

まぁまぁ、高周波回路ではなく、低周波増幅器であるから、このやり方は好ましくはないが、そのネジとシャーシの接触具合が悪かったのが原因。

球式であると、シャーシは程々温まるし、温度差で緩む事はある。

菊座かバネ座でシャーシを食い込ませて止めた方が、より一体性は上がる。

 

そんなでネジを増し締め、試聴にガラード301を使ったが、ワウが気になって仕方ない。

自分から仕事を増やす様だが、マニアのお客さんが訪問しに来た際にも聞かせていると言うから、やはり、手入れしているのは誰?と聞かれる事があったら、なんだぁ。とならない様に、手入れをさせてもらう事に。

結局、測るとWowは3%で、そこまで大きな数値では無さそうだが、気になる。

一度アイドラからプラッタから外して清掃。

給油とを済ませて、再度測ると1.5%

大きいWowの中に、綺麗なSin波が変調した様な図になったが、リセットしてしまって、結果を消してしまった。

 

それ以上はどうにも改善が無かったが、試聴した感じはもう殆ど気にならない。

 

そんな事をやって出戻り。

 

f:id:A2laboratory:20230807001937p:image

私宅のリビングで使っているPD300は、Wowは気にならないし、RCAの簡易カッティングマシンと比べてもかなりの静音性があるラックスは、どんな物なのか、やってみた。

0.1%以上はピークで出ているが、お客さん所のガラードに比べると、小刻みな部分が荒れて汚いっちゃ汚い印象。

モーターの極性の部分の微妙な揺らぎなのか分からないが。

そんな今日でありました(^^;;