CAT SL1は、怪しい部分が多いから、フォノ部も基板から回路を起こし、シミュレーションしてみた。
mk2の回路はネットで閲覧出来るが、回路時定数が誤っているからこれは其の儘組むとRIAAカーブから随分と外れたものに仕上がるので要注意。
mk2を訂正してしてやると上手くRIAAに綺麗に当てはまる。
基板に組まれている回路を追って、その時定数で調べると、これまたRIAAに似ている様なカーブであるが、AB2とある基板はmk2とは違う回路構成で組まれていて、EQカーブも異なっている。
mk2の方が部品点数が増えている。
初代の方は、独特の音作りの線で行ったのか分からないが、不安定要素が多い回路構成の様である。
僅かの容量のCで、かなり影響が大きく現る。