出張修理に出ていて特に進展なし。
ATOの電気時計は止まるのが続出。
どうにも動き続けられなくなっていて、オシロスコープで見ているよりも、電源を繋いで電流計で見ていた方が、近場で観察できるから良いかと思ってやってみた。
これの方が良さそう。
この機体は金の接触子部分が取られていたと思った。
それで具合が悪いのかな…
一度全バラにして、部品観察。
金の接触板は無くなっていたが、金の先端のホゾも無い?
それに長さが足らない。
まさかと思って、ホゾを抜くと、逆さに組み立てられていた。
これじゃぁ金の接触子部分を使わない事になって意味がない。
良く動いていたな…(^ω^;;)
今度は金の接触子部分が頭を出した。
この上にテンションを掛けたバネ板で押して導通させる。
組み立て、また再試験。
ホゾが逆だったからと言って、改善があった訳ではなかった。
コイルへ近付く時に導通、この導通時間が長ければ、引き寄せの勢いも大きくなる。
しかしながら、この導通時間が短い。
従って、僅かの引き寄せである為に、非常に止まり易い。
シーソースイッチの部分の導通接触時間が長くなる様に、ハンダを盛って錘として、当たりが長くするも、微妙である。
また、過度にやると導通しっ放しで、振り子がコイルから抜ける時にも導通していて、自らを急停止させてしまう。
非常にシビアである…