A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

修繕

2年前にオーダーで作ったアンプが不調でドック入り。

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このシャーシケースも廃盤でもう手に入らない。

生産終了が多いわ、高いわで、全く昔に戻った様な雰囲気がある。

まぁまぁ、レコードを楽しむなんて言うのは、嗜好品のまた上級の高級品であった訳で、お金がないけれど、頑張って買うレベルは球の無いゲルマニウムラヂオが良い所だったであろう。

元々電蓄なんたる物は安く無いから高級という訳であったけれども、時代と共に技術が完熟して、それが過ぎれば大量に出回り、安物が現れ全体が腐ってお終いになるのは致し方ない事かも知れないが。


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Lchが音がしたりしなくなったりする症状がある。

ただメーターは振っていて、これは終段に入る前を監視する設計にしていたから、問題は終段にあるという事が明白になった。
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其の儘開腹すると117L7の1本がヒーター断不良。左上。

パラppの構成であるから、1本がダメになっても、アンバランスではあるが、音が完全に出なくなる事は考えられない。

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シャーシはトランスの重さで沈み込んでしまっていた。

そう言えば上杉氏のアンプで、昔作った物が現に存在するが、今見ると、重い部分が沈み込んで凹んでいたという記事を読んだ様な記憶がある。

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L7も前は結構有ったが、数える程に数量が無くなったから、今後どうするか考え物である。

交換予備保管だけで新規は作らない方が良いかも知れない。
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シャーシが撓んだ事で出力トランスの0側を結んだ錫メッキ線も撓んでホット側をショートさせていた。

再発の事を考え、端子に絶縁を施し改修。

他にショートはないから良かった。

シャーシは曲げ戻してもまたも、やはり撓むし、一度曲げると金属疲労で柔くもなるから、此の儘にする。

 

 

§ 

 

 

歯医者に定期検診で行って、痛くはなかったが虫歯があるからと削ったのであるが、麻酔が解かれるに従って、とんでもなく痛くなって来たのである。

ズンズンと常時しているし場合によっては唾液を口の中でクチュクチュとやるだけで、ズッキリとゾクッとする痛みがある。

歯磨きをしている時に、ズキッと来ていた痛みが今は常時やっているのである。

所謂、虫歯の時の痛みであろう。

痛い部分を重点的に歯磨きするのは、分かってやっているから我慢が効くが、これが常時となると、精神的に参る。仕事も1件の内に集中が続かないから長丁場になる。非常にイライラが募る

 

おかしいな。虫歯の時に痛くなくて、治療してこんなに痛みが出るなら、もっぱら治療しない方が良かったのではないか…

痛みで頭痛もしている様な雰囲気であるし、目眩もするし…時々、治療をしていない側の奥歯周囲が痛くなる様な、噛み合わせが合わなくなる様な事もあって、顎も痛い様な…最早何処がどう痛いのかすら、良く分からなくなる様な具合で、とりあえず痛過ぎるから明日またどうにかしてもらおう。

多分、虫歯部分を抉ったから、神経の方に近く達してしまったのではないかと思う。

いやぁ参った。

こんな事もあろうかと行かなきゃこんな苦痛もなかったのにと思う今