A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

吉祥寺ぶらり

オクで鎌田正久氏の時計の技術書が安く出て、入札しておいて、しばらく経ってから思い出して見たら、終了日をとうに過ぎていて。

通知が来ないから落とせなかったという事だが、結構な値段に上がっていたから、参戦して熱くならなくて良かったかなと思ったり。

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本屋の在庫一覧で調べると、吉祥寺の藤井書店にあるらしいから、仕事合間、気分替えに行って来た。

浅草も人が出ているが、吉祥寺も大分繁盛している様に見受けられる。

しかしまぁ、防塵面をしている人で、怪しい咳やらクシャミを盛大にやって歩いている人が多く居て、そういう矢鱈に振り撒く輩の方が余程危険性が高そうに思って路地裏に逃げて歩いた。

防塵面をしていれば、なんでも問題なくなる様な具合で、手で覆う事もなければ、人混みで面と向かってやっていても、全く周りは避けようともせず平気で、あれだけ菌だのと騒いでいた時期があったのに、あれはなんだったのか。防塵面が絶大的なシールド性があるとでも思っているのであろうか。異様な光景である。

シールド性を持たせるのであれば、おそらく空気の漏れを無くして密閉にし、水のフィルタにかける様な空気取り入れをやれば、かなり良さそうに思う。

電気的、高周波で言えば、貫通コンデンサを使う様に、金属のシールドへノイズ源を押しやる。

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そんなで、本屋に着いたが、棚は順不同らしい。

探しても見あたらなさそうだからすぐに尋ねると、やはり置いてないそうで倉庫に取りに行ってくれた。

値段はオクよりも断然安い。ネット通販では物凄い価格高騰しているが、それでも売れてしまう。

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石の事も記述があるし、勉強になる。英文書もあるが、Googleレンズが必須で(^ω^;;)

まずは英語の勉強が先かな(笑)

合間にヒゲを撮ったベタ焼が数枚出て来た。

このサイズ…

ブローニー645のカメラかな?

好きでローライの66もRB67もゲルトの645を使っていた時がある。

勿論現像も紙焼きも自分で。

フィルムが高価になってからは皆無。

ヨドバシでも、最後の方は現像液やらフィクサーやら紙やら、あまり種類置いてなかった覚え。確か粉のタイプは売っていなくて、ILFORDの原液だった様な記憶。

フジカシングル8が終わってから、ブローニーも使うのをやめて、35mmの二コマのFT2かretina3cが主で使っていたけど、現像はお任せ。

バルナックのライカも数台あるが実用的でない。

ブローニーと同じだけどFT2や3cは便利で。

学生の時に8mmは良く撮っていたけど、今思うと高級なオモチャだ。

3分弱の映像で、フィルムと現像で5000円以上していた。最期は値上がりしていた記憶。

タングステンはASA200で、青っぽくなる。デーライトはASA50で電球色に近い様な色合い。赤っぽい。

まぁいいや、それはまた別の時に(^ω^;;)

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電気時計、電磁型の歴史が少し触れてあるが、スイスで最初の特許を皮切りに広まった様である。

フランス人かと思ったが、かなり古い技術の様だ。

§

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折角であるし、なんでも言えば、もしかすると出してくれるかも知れないと思って、無線と實驗の雑誌類はありませんかと問うと、倉庫にあるかも……お客さんを入らせて見せられる程綺麗でないけれども、倉庫にあるのを見てみてくれませんか。と宝探しをする様で面白いお店である。

そこの山の中には無線と實驗はなかったが、CQが多く、無線家でありオーヂオもやっていたと思われる方から買い取った山があって、その中から3冊譲ってもらった。

値段は聞いていなかったが、勘定場で、これを貰いたいのだけど、と言うと@1000円でどうでしょう。というからハイハイと。

オクで1冊買うよりもお釣りがくるし、電車代を含めたってお釣りがくる。全く有難い。

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特に珍しい回路であるわけでもないし、真似して作ろうと思った訳でもないのだけども、どんな事を思って作って、どんなだったのか、人の感想を見てみたく。

それと部品配置やデザインの参考にも…ならないかな(^ω^;;)

私みたいに、余ってたからそれで作るかっていう類はそうそう多くないかな(笑)f:id:A2laboratory:20230108172252j:image

いやぁ上手い事描いた実体配線図である。昔のこういう挿絵はどうやって描いているのだろうか。製図みたいな具合でやっているのかな。私が描くと線が太くて陰影が挿絵でなくなってしまう(ーー;)

尋常の頃に実体配線図付きの50BM8シングルを組んだ事がある。

シャーシは5球スーパーの残骸をリサイクルしたものだけら、実体配線図と同じ配置にはならない(笑)
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割と近年になって欧州管ブームが来た様な気にになっていたが、そうでも無いようだが、やはり大多数は米国系が多い。

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ドライブをカソードフォロアで終段へダイレクトカップリング。

これは昭和31年頃のNHK研究所が発表した、807のPAセット(807AB2級40W高忠実度増幅器 高調波歪み1%)の回路と同じで、あれは整流に5Z3が2本に80が1本のスタイルだった。

ドライブはUZ-42、終段UY-807

こちらはシリコンダイオードだから、電源レギュレーションはかなり良いかと思うが、NHKの方は定電圧放電管でかなり贅沢にやっていたから、それには及ばないであろう。

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最高級アンプ……手製が一番…最高傑作は次回作です…(^ω^;;)
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世界の名機の図集は面白い。

修理で持ち込まれても有名メーカーのなら大丈夫かも…?

なくても書き出しはできるけれど、基板は勘弁なんだなぁ(^ω^;;)