A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

阿部式電氣時計用の変換器

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数日考えて、ラッチングリレーで交互になる回路を思いついた。

これならば、機械を作らなくても簡単に今集まる部品で構成出来る。


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早速試作。

久しぶりの基板(笑)

ラッチングリレーは12Vのだと1aや2aで、それだと数が入り用になってしまうから、Panasonicの5V 2c 信号用を買ってきた。

なるべく親時計のスイッチの寿命も考えて、多くは電流は流したくない。

別段、電圧を落とすのは簡単で良いからそれで良い。

かなり小さいから驚いたが、動作音は、チッチッと結構存在感あり。

小時計の機械の方が余程静か。

信号用だから接点電流が取れないが、子時計自体が食う電流はかなり小さいから、問題ない。
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ネジ止めにするとオリジナルを損なう可能性を考えて、線のバネっ気だけで浮かして裏板に押し付け止めておくだけにする。
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回路に不都合があり、短絡になってしまう事が判明。

館内の子時計を7分止めてしまった。

ズレてるぞと文句を言われる前に合わせておく(^ω^;;)
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修繕をして問題のない事を確認、蓋をして気付いたが、この機体は蓋をすると機械に触れなくなるから、時間合わせは、お尻に付いたフォンで、発電機を使って強制的に運針させる必要がある。

止めてしまうと結構面倒な時計だ。

フォンプラグは110なのか47なのか確かめたが、どちらでもイケるらしい。

このレシーバーも、ホコリからしても使っていないから、外しちゃっても良いけれど、外すと使う用が出来たりするんだよなぁ(^ω^;;)f:id:A2laboratory:20220816185244j:image

発電機は、何か使ってない磁石式電話機から取っ外しちゃおうかと思ったのだけれども、数日前にデルビル電話機は売ってしまったし、欲しくなると手元にないっていう。あるある。

断捨離で捨てたら、後から入り用になって、また買うなんて事も。

そんな事を思って、捨てずに大切にしていると、使う出番無くて(笑)

困ったモンで。

 

バラしても良いけど、中与通信機製作所のこのタイプ、遠方用の特殊型だしなぁ。勿体ないかな。

9Vセルで押しボタン式が良いかな。線出して。

一度合わせたら、そうそう出番無いと思うけど。