オファーが来たから買った不思議な球。
トップは封がしてあって、データシートによると水素が入っている様子。
直熱3極管。
国産の真空ゲージも持っているが、これは口が空いていて、コルクが詰めてある。
直熱2極管。
真空ポンプに接続して真空度を電流で見る物と思う。実際に使ったことはない。
こちらはソケットはなく、線が直に出してある。
この末端をポンプ内で切り落として使うのか、ポンプ内に全て入れて、内部の水素の変化を測るのかよく分からない。
WEなのに、WEらしくないフィラメント。
WEの古い物はカールフィラメントである。割と新しい物なのかな。
電極的には205Dと似た感じであるけれども。
2V弱で1A流れる。完全なる真空ではない様な雰囲気がする。
B電圧は90Vを印加したが、結構流れる。
水素なのか、低真空なのか、ピンク色の様な雰囲気。真空度が失われつつある球の光り方に似ている。
グリッドで制御は無理な様な気がする。
フィラメント無点火では、1kVを印加しても放電する事はなかった。
整流管に使えるかな…?(^ω^;;)
まぁまぁ博物館にあるのが妥当な様な気もするから、実用としては考えない方が良さそうだ。