A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

2022/03/29

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何時だったか、807にグローが出て、盛大に電流が流れてOPTが危なかった事があって、807をガス焼きしたりしたのだけれども、結局ゲッタの吸着力がなくなっていて、完全に吸収出来ず、暫くすると戻ってしまう。

それから交換して使っていたのだけれども、DCバランスを見たら10mA以上ズレていた(^^;;

少し前迄は毎度の時に合わせていたのだけども、そんなに開きがある訳でないし、別段そんなにシビアーにならなくともいいかな とも思っていて、暫く触らなかったのだけど。

10mA以上開きがあっても、OPTが均等に電流が分配されないだけで、磁化がされるから低域が出難くなる症状が出るだけのなのだけども、あんまり気が付かないけど、右のもう片chの方が豊かな印象はあった。だからチェックに至ったといえば、そんな具合だ。

中古のお古だから、少々草臥れてはいるから、カソードの温まり具合と電子のヤル気次第で、バラつきは致し方ない(笑)球らしくて良いわねw 大らかにいきませう。

尚、通電1時間は聞きながら温めておいたから、割りかし安定的になった頃合い。

裏の調整巻線ポットは端子が剥き出し、ハンダも剥き出しで、-90Vが印加してあるから、手探りで行くとドンと来るから、シャーシはなるべく触らない様に探って調整している(笑)

 

そう言えば807、お古と割りかし元気なのとで刺さっているから、お古とお古にすれば、毎度整合性が良いかな。と思って、やってみたのだけれども、お古とお古であると、どちらも個性剥き出しで、バランスだけで調整するに止まらなくなってしまって、電圧調整迄動かす羽目になったのを思い出した。

お古と割と良いのの組み合わせで行くと、元気の良いやつが、基準としてピタリ来てくれるから、バランス調整だけで、お古に合わせてやれば良くなる。

古物同士は、どうもアッチコッチで差が激しく、大変だった覚えがある(笑)

 

でもって、なんで110Vセレクトで使ってるの?って思われた方。思ったら鋭い。

お古の球の場合は、定格で点火してやれば、そこそこにカソードが速く活性化するでしょって。

それだから100Vセレクトで使いなさいよってね。

まぁまぁ、ヒーター電圧だけすれば、確かにそうなのだけども、それはあまりしたくない。

というのも、1957年製の油入絶縁紙蓄電器に表記はないが、400か450WVであろうが、それに対してBが460V以上出るから、WorkVoltageを超える事になる。まぁまぁ2kV試験には耐えているから此処へ乗っかっている訳だが、それは当時の事で、流石に2022年今の今になって、その保証はないから、少し抑えたいという訳。

オイルコンだからケミカルみたいに派手に爆破する事はないって思っているかも分からないけれども、オイルコンもレアショートでオイルが急激に蒸発する様な事になれば、結構派手に爆破するモンなのです。

サラッと言ってるけど、ケースが壊れて燃えた事は経験あり。戦前のラジオで12Fだから、40mAも流れていなかっただろうけど、結構派手なモンで。コンデンサの金物ケースのハンダをぶち壊して口を開け、その衝撃で絶縁が更に悪化し、剥き出しになって乾いた絶縁紙が燃え出すのである。

まぁまぁ、その前にパンパンに膨らんで、ピュー、プシューと圧力鍋の様な音がするから、即B電源を切れば問題ない。放置するとバゴーンとなる(笑)

要は、コンデンサが温かいのは危険。

5U4が先に飛んでくれたらそりゃその危険はないけれども、5U4は丈夫だからなぁ(笑)

 

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Emnyecaのギターを聞いたら、Wes Montgomeryを聞きたくなって久しぶりにディスクを掘り起こし。

アムちゃん≒モンゴメリー(笑)

昔から…尋常の高学年位からモンゴメリーのFullHouseは聞いていたし、自身もギターは好き。楽器自体でなく音が。

弾く側になると、爪が削れるのが嫌で、ガットギター派(笑)

アコースティックは弦が硬い。

電氣ギターもあるけど、弾き手が下手だからモンゴメリーみたいな音はしない(笑)持ち腐れ。

クラシックギターはネック幅があるから指が長い自分には他弦に触って音が出ないっていう不都合には具合良いけれど、電氣ギターはネックが細いから出ない音があるっていう(笑)

中学は軽音楽に入っていたけど、本当はギター握るよりPAに廻りたかった(笑)

軽音楽部員なのに吹奏楽部の音楽室に入り浸る事が多くて、音楽室の再生機とスピーカーはマルチに変更したり、結構やりたい放題やらせてもらっていた。

音楽の授業で、音楽鑑賞となれば、4chで結構な臨場感が味わえる、高級な授業だったと思うが、他生徒はそんな事はお構いなしに寝ていたかな(笑)

映画鑑賞もLDかDVD、プロジェクターの手入れもしていたし、16mmフィルムの場合は、視聴覚室移動でフィルム装填も、使い終わった後のランプ冷やしの事も先生に教えていた(笑)

交通安全だったか、警官が来てフィルムを見せるっていう時間もあったが、フィルム止めを忘れている事を指示したのに、子供の言う事と思って無視した結果、上映中にテイクアップリールのフィルムが落ちてマウントから外れるという失態をやらかしたのは懐かしい。あれをやるとフィルムが傷付く。確かElmoじゃなくてEikiだったかな。黒いやつ。モーター音が割と静かだったかもしれない。エルモに比べると。

技術家庭の先生とも結構仲良くやっていたし、同級よりも準備室で先生と居る時間が結構長かったかもわからない。

軽音楽部員だから、マーシャルよりもスゲーのを作りたいとか思った時期もあって、電蓄数大分のOPTなりを寄せ集めで作った6V6パラプッシュだったかは学園祭の時に石のアンプよりかヴィンテージサウンド的な少し高級な物にしてやろうと作ったが、結局幽霊部員扱いされてステージには立たなかったが、別のステージで1度だけ何か大塚愛の歌謡曲を演奏した覚えがあるが、バックで弾いている程度だったからアンプしなくて、結局使わなかったアンプは欲しいという人に譲った覚えがある。

調律は1弦さえ合わせられたら、後は共振とで合わせられたけど、校長が絶対音感があるから音大かに行けと良く言っていたけど、そんな絶対音感は無い。今はiPhone appで調律しているし(笑)

まぁまぁ、そんな頃から過去の代物と競争して作ったりなんだりやっていて今日迄同じ事をやっている訳である(笑)
全くやっている事は変わっていない自分であるw それが楽しいモンでね。

プロでいると保守的になるから新しい実験は進んでやらなくなる。というのも絶対的な保証が必要になると言う事もあるけども、アマチュアはそういう責任は無いから、進展性は高いのは間違えない。良くも悪くも。

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モンゴメリーのディスクはリイシューとでカブリがあって多く持っていると思っていただけらしい。CDも持っているけど、ディスクの方が良い感じがする。
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シフリンはコンポーサーだから曲によって好き嫌いが出るけど、大凡シフリン調と分かる具合だけれども、これの電氣ギターはシックリ(笑)お気に入り。