A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

ミッドセンチュリー、古風なSF的な。

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良い感じに上がってきた。

あともう暫し。

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立ててみた。

なかなかスピーカーらしくない変なデザインで古風なSF映画に出てきそうな感じもするし、ゴミ箱みたいにも見えるけど、中々欲しくてもこんな変わった顔した代物は手に入らんぞ(笑)

やはり作るからには普通一般で手に入る様な丸穴がボコボコしていて、ユニットがゴロゴロ見えるダサいスピーカー箱では面白くない。

むかーし、夏休みの自由研究かで剥き出しの2Wayのスピーカー箱を作った事があったが、小さい箱で更に密閉箱で作ったからだったか、元のプラスチックの箱に入っていた方が低域が出て作らなきゃ良かった残念な経験があるから、凄くユニット剥き出しに抵抗がある(^ω^;;)

ただ、サランネットは無い方が高域の透過率は高い。

ちなみにその不作品は捨てる前にオクに試しに出してみたら、何故か入札が多くて高値で売れたのを覚えている(笑)

一般的に考えて良い物よりも、少し変な物の方が高く売れるという不思議あるある。

不完全(?)な物の方が魅力的に見えるのかも知れない(爆)

 

試しに後面開放型で試聴。

裏は低域がボンボンしているが、面はさっぱり。

閉めるともう少し豊かになりそうな予感。

スカでも比べる物がとりあえずは無いから、気に入るか否かだけ(^^;;

タンノイと比べたら重いのは出ないのは比べちゃならんだろう。それに15インチと同じのが小さくても出たら、大きい必要ないじゃん(笑)ってなっちゃうから、それは有り得ない。

まぁまぁ、でもユニットを交換して楽しめるという事もあるから、箱が完成した後もまた色々触れて、また楽し。こういう計画(^^;;
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それとこれも前々から溶かしておいた、タンポ。

シェラックとかフレンチポリッシュとかいう。

日本ではタンポ塗り。
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試しにどんな具合になるのか、ボロにとってゴシゴシやってみたけど、結構な深い色合いになるまでは、かなりの回数やらないとならんなこりゃ。

アルコールで溶かしたものだから、すぐに揮発はして定着するが、ベタベタ感は結構続くから、完全定着は時間が掛かりそうだ。


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大きさの手本として使ったモーダン・ショートMS737と音を比べると、お手製はスピーカーをダイレクトに鳴らしている為か、中高域に山がありそう。

比べてみると派手な音がしているが、ハイが無くなると暗い印象がある。

クロスオーバーを入れて少し中高域の癖を取ってやった方が良いかも分からない。

MSは全体に落ち着いているといった雰囲気。

タンノイと比べても中高域は割と主張の無い様子。

低域が妙に出過ぎる様なソースもあるけども、大きいスピーカーが鳴らした時相当の具合に近いかな。

ユニットは3つあるけども、実質の2Wayである。