A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

電源トランスになるのか/他

昨日連絡があって、”閉店の運びになったから“と写真とメッセが届いた。

f:id:A2laboratory:20220228141829j:image

また部品屋が減ると痛いが、これが現実なんだなぁ。

もう手に入らない部品だらけで、作るにも作れない、部品も自主製作しないとならない、戦前に戻る様かな。

戦前は真空管諸々高価な代物であり、そもそも高価な代物であったが、大量生産で飽和になれば、激しく安価になって、その在庫が今迄安く買えていたが、それが無くなれば、もう安くはない、昔の正規値段に戻るのと同じであろう。

さぁ困ったぞ。全てが高くなるのに安く売っていたら、赤所か破産である。

もっぱら、真空管の入った代物は高価で当たり前なのを安くしたのが問題ではあるが、これからは安上がりに作って、普通値段が当たり前になるだろう。

ウクライナからも球が入ってこないのは、昨日今日に始まった事でもなく、数年前から怪しかったから、安価の球も手に入らなくなるだろう。言ってしまえば、もうお終いの分野とも言えるかもしれない。

クラシックカーが維持も大変、買おうと思っても高いのと同じになるだろう。

お金に余裕のある人のお楽しみの世界にまた一歩踏み込んでいるな。

かくいう自身は研究費に割いて、銀行にも残高が無いから、毎月の保険料の為に入金しておくのが辛いから早く解約したいが、中途は掛け捨てになる様だからどうしたものか。

 

更に参った事に月賦で売った物の支払いが3ヶ月無いから、昨日取立てに出向いた所、アパートに居ないのである。裏に回っても物がある様に見えなく、やられた。とピント来たが、一応確認で隣さんに尋ねると、分からないというから、大家に電話してもらって来てもらったら、引越ししたと聞かされ、推測通りで青くなったが、逃げられたという事で間違えなかろう。連絡しても返信はない。電話にも出ない。

まぁそれは自分が信用したのが悪いから、自分の責任ではある。

手付けで少し貰ってはいるが、残が結構な額でかなり痛い。が、携帯を解約していないだけもしかするととも思う節はあるがダメかも知れん。

 

---paragraph---

 

f:id:A2laboratory:20220227231840j:image
f:id:A2laboratory:20220227231837j:image

100V対6.3Vのヒーター電源になるのか実験。

計算すれば直ぐに分かるのかも知れないが、式が厄介だから、カットアンドトライで行く。

1000回巻いて試したが、無負荷で60V程入れたら300mA程流れてコイルが熱くなった。

次に2000回巻いてやったが、100Vを入れて300mA流れた。

やはりコイルが熱くなった。フェライトのコアは高周波では大きいインピーダンス値が出るかと思われるが、低周波ではそうは行かないのではないかと推測。これも測定すれば良い事であるがやっていない。

2000回以上巻くとなると、必然的に線径は細くないと2次が巻けない。

やはり数百mAも取れたら良い方なのであろうか。

トヨズミの基板向けの小さいのはあるが、あれはどの位巻いてあるのであろうか。

確か記憶では無負荷でもコアが多少温まっていた記憶があるが、結構な損失があるのかな。と今になると気掛かり。

まぁ幾らもしないし、研究の為に買ってバラしても良い。

 

---paragraph---

 

コアギャップが入り用なのではないかと連絡を貰ったから、試しにギャップを設けて試したが、同じく電流が流れた。

インピーダンス的な問題なのかと、Luxの電源の1次を測ると50c/sで300Ω。

トヨズミのは1.4k。

山水の小型ので8.8kあった。

実験に巻いた物は、ギャップ無し475Ω、ギャップあり170Ωであった。

インピーダンスはそれぞれに違うからインピーダンス的な問題では無いのかも知れない。

それより、それだけ大きな電流が流れるという事は、チョークとして使うとかなりの効率で脈動に対して高負荷として働いてくれるであろう。スムージングには好都合の様に見受けられるが、検討違いか?実験してみる。