トランス実験続き。
ドリル、鉄を切った時に先折ってしまって。
工場に居た時は、職人が研いでるのを横で見て技術を盗んだもので。
見様見真似でやっていました。
上手く出来てない姿を見て“良く見てろよ”と手の運びを教えてくれたもので(笑)
初っ端から教えて。と言ってはならない(笑)職人あるあるです。
今回は木が相手であるので、ナンチャッテでも穴は開きました。細いから殆ど刃が立っているかは判別難しく。
真は出ている様で、穴が大きくなる事はなかったから、成功かな。
鉄切ってみたら答えが出ます(^ω^;;)
後に…。
試し巻きで1個作ってみた。
これで巻き数対してのインピーダンスZを計測出来る。
ボビンは細い割に長いから、トロイダルになる前(?)のWEのトランスに似た様なデザイン。
1920年辺りの電話交換台に入っている様な雰囲気。
巻き数に対して、長さは短いから、数万回巻いても11Hだった。
Z=4.5k
100c/s 1V
OPTにするにしても、相当巻かないとZは大きくならないが、殆どコアが少ないから、鉄依存の現行トランス様式ではなく、銅が殆どを占めていた旧式の純鉄コアに近い印象。
インダクタンスは小さい。
試しにコアを抜いても10Hあった。
殆どコアに依存していない事が分かった。
3層に巻き数を変えて巻いてみたから、入出力特性がどんなものなのか、測器に掛けてみる。
高域が下がると思ったが、逆に持ち上がっていた。
高域の上昇は、恐らく静電効果の可能性が高いと思う。
開放で試験の図。
負荷を適度に掛けてやると高域のピークは抑制出来る。
ピークを逆に出す方法もある。
コアを抜いてみると低域の伝達が極めて悪くなるが、これは普通の事である。
図はレンジを上げたところ。
それで、どの位巻けば、Zが幾ら出るか分かったから、テレフンケンのOPTを模して、2セクション…という訳ではないが、2つにしてみてOPTを作ってみる。