A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

814 VT-154 CV629 / 828 CV631

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送信管814、828を仕入れた。

828は特に出回ってはいない球なのではないかと推測。814のプレート損失の大きいバージョンである。

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右814 左828

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特に大きく違う事は見た目では分かりにくいが、814はビーム管、828は5極管である。f:id:A2laboratory:20211120190728j:image

814内部の様子。

シールドをしていると思われる、プレートの内側に箱になっている部分がG3で、其の儘下迄来ていて、内側は開口した形状になっている。

横面は開口されていない。

見える一番手前の格子がスクリーンである。

gmは828に比べると高く3300μωある。

Pd50W程。

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828の内部。

814同様に箱型のシールドと思われるG3があるが、それは上部と底だけで、中間部は四角くした格子が入っている。

814よりもプレートに電子が当たる面積が大きいから、これによってPdが幾分大きいのかも知れない。

ただgmは814に比べて低く2800μωである。

Pd70W程。

828のデータシートによれば、AF pp AB1動作にて、

Ep 1.7k. Eg3 60. Eg2 750. Eg1 -120. Ip MaxSig 248mA. Po 300W. 
とある。

ヒューwww

300Wとか半端ないなw

それにAB1で(笑)

相当ガツンと来る締まりのある音がしそうであるが、まぁトランスが大きくなりますわなぁ(^ω^;;)

まぁまぁ、ppで作ってみますかね(笑)

引き合いが来なければw

 

ps:

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RCAデータシートによるとトップシールドというらしい。やはりシールドだったか。

同じ板ではあるが、電子の出る電極の方へ来ると、ビームフォーミングプレートという名称になる様だ。