VC-9 オシロスコープを見ていて思った。
万能2現象...X-Yの反転、差動入力...これらがあれば、カーブトレーサーにもなりそうである。
普通一般のオシロスコープでも出来ない事は無いが、反転にオペアンプを使ってやらないとデータが逆さになりそうである。
回路が増えて面倒と言ってしまうとそんな所である。
そしてデータシートの大多数は左下が0基準で、時間経過で右、そして上へカーブが示される。
三極管のカーブが上記の様である。
バイアスは+に振った時と-へ振った時とで幅があるが、その分だけ瞬時表示時間の区間が減るから、多いバイアス数をカウントさせると、残像時間の関係で、チラツキが発生する事と考えられる。
それよりももっと速い周期にすれば、チラツキも解決される事と考える。
これは三極管にスクリーングリッドと、もう1つの電極を追加した5極管のカーブ。
スクリーンで止めたら4極管、テトロードもやはり同じく。
電子反射の影響で、ある程度の電流迄は一気に流れ、そこからは流れ難くなる。
このサンプルデータの球はちょっと特殊で、ダブルビーム管。
内容は普通のビーム管と同じく。
これが、サプレッサグリッドとなると、Pentode 5極管。
半分囲った様な板になると、ビーム管。
X-Yの動きを図にした。
プレートへ入れたReによってドロップした電圧によって電圧軸の長さはある程度に決まるであろう。
試作してみる。