A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

Toshiba Esper PS-23. 電動 鉛筆けずり

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また鉛筆削り機(笑)

1971年製。
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かなり汚れているが動作はしている。f:id:A2laboratory:20211014102144j:image

削り度合いのランプが点灯しないだけで、他はとりあえず大丈夫そう。
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バラす。内部に切り粉が多いのは前と同じく。
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全バラにする。
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ランプが光らない原因は断線だった。

鉛筆を入れると10mmか引っ込む動作をするから金属疲労を起こしたと考えられる。
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磨き粉で洗ったが、結構これでも綺麗であるが、細い傷が多いからバフかけして仕上げる。
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バフを掛けると艶が違う。

発色も良くなっている。
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AC線を巻いて出来たと思われし、溶けた跡は薄ら残ったが良しとする。
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組み立てる。
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動作確認。OK。

黒鉛でテーブルが真っ黒(^ω^;;)

尋常の頃、手の甲が真っ黒になるのが嫌だった思い出が(笑)

中学の時から万年筆でノートをとって、間違えるとガンジーのインキ消しを使ったりもしたが、結局3本線を引くのが一番楽(笑)

 

 

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毎度のツトム エスパーである。

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多分、ヒカル エスパーはこのイラストと同じと思われる。

本体を買ってくれた特典で、イラスト入りのノートと鉛筆、筆箱、消しゴムのどれかを付けて販売していた事と思われ。

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同年1971年に販売していたPS-20の特典と思われるノート。

ヒカルとツトムが半々みたいなエスパーであるが、この後のデザインは表紙はツトムなのに、内側は完全にヒカルっていう、ごちゃ混ぜ感がある状態だが、CMとテレビドラマはヒカルを採用していたから、多分漫画のツトムと半々に使った可能性がある。

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PS-40と比べるとPS-23は幾分大きい。

モーターは同じ様だったが、多分多機能(?)らしい感のあるPS-23の方が高価だった感じがする。

大した機能ではないが(^ω^;;)

それと、切り替えて自動で止まるのかと思ったが、サインを出すだけで、内容はPS-40と至って変わりない。
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デザインはPS-40の方が凝った様な感じで彫り込みに白線が入っている。
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PS-23はただただ朱色なだけで、頭のボタンにコストを割いたらしい。

 

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これはサーフィンしていた時に見つけてDLしておいた画像であるが、1969年にPS-10が売られていたらしい。

事務所向けなスタイルと言っちゃそんな雰囲気。今で言うなら無印良品に置いてありそう。

つとむエスパーが凄い配色になっているが、東芝の広報部が不適当に色塗りしたのかも分からない。

エスパーの切り替え時期と言えば、そんな感じだろうか。

という事は、ひかるエスパーは1968年辺りの代物なのだろうか?