A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

2020/11/22

左耳は高い目の耳鳴りが物凄く殆ど聞こえない様に感じるが、閉塞感は無いから低域は聞こえている。

低域の耳鳴りが起きていて低周波の空気感を感じないと閉塞感を伴う様である。

それはちょうど、スタジオの録音ブース(無響室)に入った時と同じく、反響も無く、無音状態に近い状態であろう。

耳鳴りは聞こえて来るし、モニタのスピーカーから、スー という、コントロール室では聞こえない無音ノイズが聞こえ、発した音が吸われる妙な空間で、私には気持ちの悪い部屋であったのを思い出す。

 

昨日は少し無理をしたか、今日は1時間も起きていられない。

大体1時間程活動すると、目眩と吐き気がじわじわ襲って来る感じだったが、点滴の効果が薄れて来たのか分からない。

そんなで大半を寝ている訳であるが、そろそろ眠気も無くなって来る。

薬を飲んだ時だけ眠気が来るが、2、3時間で目が覚める。

頭が僅か動くと倍以上に動かしたかの様に回転が始まって、止まらなくなると吐き気が来る。

寝ていても寝返りに注意しないと、いつも通りにゴロゴロやるととんでもない。

f:id:A2laboratory:20201122102617j:image

暇で新しい回路を考えてみたり、デザインを考えてみたり、寝ながら万年筆はインクが出なくなるし、ボールペンもやっぱり出なくなっちゃって書けない。鉛筆は手が黒くなるから嫌だなぁ。

久しぶりに一番古いテレビジョンに火入れしてウトウトでも見て過ごす事にしたが、音声IFが幾分ズレたか、ブーブーしてうるさく音声が聞こえない。

チューナーのFineで調整しても絵が荒れた位置で音声が正常に近くなるから、やはり音声IFズレだ。

グラグラしながら、シャーシがコールドかドライバーで確認してIFの頭を少しばかり捻ってやると静かになった。

自分の頭もIFの様にちょいと調整してやれば具合良くなりゃ良いのであるが、そうもいかず。

f:id:A2laboratory:20201122102614j:image

頂いたDVDを1953年のブラウン管で写すというワケであるが、絵は綺麗である。フォーカスがしばし甘いか。これは電磁集束型であるが、集束コイルが電流によって焼けるという問題点があったから、後に出たパーマネントを使ったフォーカシングマグネットが付いている。

絵が若干揺れるのは、ヒータートランスの位置不良であろう気がする。自作セットの致し方ない点であろうか。

全体に絵が暗いのは古いテレチューブのこれまた致し方無いモノで、その昔は部屋を暗くしてテレビを見るという姿が普通だったが、明るいメタルバックが出てからは、電燈を灯していても明るい絵が得られる様になった。

ウルトラQエスパーもどちらも良い雰囲気であるが、ウルトラQは流石凝ってる。吊り紐も見えないし、良い仕事をしている。

“2020年の挑戦”に於いては丁度今年であるが(笑)

対してエスパーの方は、ハチマキに下着姿の裏方が何人かで紐を引っ張っている所が見えたりと、セットの外までフレームに入っている所があって、努力が伝わってくる(笑)

東芝の広告もあるか、円型ブラウン管の多分大きさからして2現象のオシロスコープニキシー管の周波数カウンタにオシレータ。

オーディオテストセットみたいな組み合わせであるが、これが当時の最新セットだったのだと思う。

そんな事を思って見る者も少数であろうが(笑)

 

そういえば、モノクロが一般だった時代は、見る夢もモノクロだったそうで。

はて、本当か