御役御免になった型落ち戦闘機からの取り外し品を入手した。
中古であるから、幾分安い。
種類が幾つかあって、電圧増幅、電力用と揃うから、セラミック管で構成した珍しいAFアンプを1台作ってみようでないか。
戦闘機で使われた球で構成したアンプなんて、相当ぶっ飛んでいて絶対レアだと思われる。
いや、音速でぶっ飛んでいてミグも驚く超激レアで間違えない(爆)
GE 7077
μ90と12AX7並。
ただRg10k最大という指定があり、ヘッドアンプかフォノアンプ向けにしか適さないと考えられる。
オリジナルのJettron製のソケットに乗っかっている。ジェットトロン、まさにその通りで良いネーミングだ。気に入った(笑)
大きさは、先日の7625に近いが、こちらの方が少し大きい。
RCA 7554
μ50-80という12AT7並の球。
Rg250k最大だからそこそこ使い易そう。
ソケットが独特でZ級で使われる用途だからグリッド部分が直に取り付けシャーシというデザインである。
放熱が良い為か、Rg大き目。
使用用途が広く使えるだろう。
ソケットは考える。
RCA 5876A 赤キャップの被ったNOS品。
これにプレート放熱キャップを付けると6264Aとなり、Pdが数W上がり無理が効く様になる。
小さいが、6F6、6V6相当で使えるという具合の球である。
これでもパワーが出るが、4CX300A用に誂えたトランスがあって、シングル100Wという世間一般にない様なとんでもない開放感のある鳴りをするのを作りたいなと前々から思っていて、集めていたのがあるから、これらをセットにすれば、宇宙電子管、セラミック管で構成出来る。
4CX300Aをフルスイングさせる様な動作ともなれば、A2シングルになるから、ドライブはガンガン押せる球でないと終段がショボくれるのは言うまでもない。