A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

2021/06/24

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フォノアンプお嫁に出す。

長らく居間で使っていたが機材整理もしたく。

新しいのを作る費用も欲しかったという事もあったり。

愛着があって使い易かったからオクにも出したく無いしなぁ。出してデストロイヤーの手に渡って改造失敗して壊してクレームを相手するのも面倒であるし。と、そう思っていて。

知り合いだと...というか、もうここへ来てくれる方々は一見さんは殆どいなくて、知り合いばかりだろうけれども(^ω^;;)

タンノイで鳴らしてそこそこS/N良いから使い勝手は良いと思われ。

コスト切りしていないから自由度も高いしそこそこコストが掛かっている。

先日改良して安定度を上げたが、それも効いているかスッとした印象。

ただ電源を入れてから30分は温めないと音が痩せている様な力量が感じられない印象。

選別品のW/A球は、元からJan仕様のFive Star系の球とは違うから、立ち上がりが早くて良いが。

Janコードの独自の球は普通よりかμが小さく、立ち上がりも緩やかで、基本的には電源を入れたら入れっ放しで使う様式に特化した安定型とは違う。

ラジオやテレビ、一般的に早急に立ち上がる事を求められたタイプは、規定のgm迄の到達は速いが、その後は徐々にgmが上がって行く。

軍用規格は、規定gmが低く、徐々に上がった位置が規定で、そこから安定した動作入る。

だから初っ端は予熱が必要になる。

初っ端から安定の範囲に収まる様にしたいシビアなテレビセットは一般の球を用いないと初っ端から安定に見られない。

球式オシロに一般の球とJanコードので変えて試すと、ラスタが安定になる迄の時間が違う事が見て分かる。

エミッション落ちてきた球もgmが上がってくる迄に時間食うから、予熱が必要になるという事なのだけども(^^;;

 

ひとまず、どうしようか迷う案件が減ってこちらとしては助かる。有難い