A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

JAN CRC-8012 VT-228

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ガラガラと買った中に入っていた1本。

RCAの球で、ノンゲッタでジルコニウムプレートらしい。

小型送信機のファイナルと思われ。

ソケットも簡略化されていて、古いテレチューブのビームネックを思わす様なデザインをしている。

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トリタンのフィラメントらしい。結構明るい。

6Vで2A程流れて、多分定格は6.3Vではなかろうか。
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ゼロバイアスにてEb150 Ik20mA確認

350Vで40mA程迄上がったが、プレートは薄ら赤熱する程度。

60mA位は流さないと赤熱しないと思われ。

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毎度のお試しセットで鳴らしてみる。
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アチアチになってしまうから放熱しないとマズかった(^ω^;;)

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そんなに大きな球ではミテクレはないけれども、随分と大きい球の様なドーンとした低域が気持ち良い。

高域はフィラメントの様に明るい印象。

矩形波の再現性もなかなかのもので、ビービー言わすから、小粒でピリリと辛い球らしい。

ただ電源がかなり振られてしまうから、電源を強靭にして揺るがない様にしないと、フワフワして宜しくない。実力はこのセットでは出せない。

それでも片chだけを鳴らしても満足に鳴っていて楽しめるから、ステレオにしたら、もっとドーンと馬力のある様な音がしそうだ。

しかしながら、1本しか無かったからとりあえず実験で終わりかな(^ω^;;)

 

雰囲気はGM70に似た具合に感じる。

 

ps:

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蝋が煙っている様なニオイすると思ったら、段々と電極キャップがせり出て来て割と漏電も多くなったか、温かい(笑)

パンッと破裂するかな。

それとも地味にグシュグシュかな(^ω^;;)

大きいから派手にショートすると紙吹雪がバーンかな(笑)

外しておきましょ(^^;;

と思って使い続けていたら、キタキタ(笑)

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ブチブチと良い音がしたので急激に来るパターンかも(笑)危険だw

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電源切って触ったらポローン(爆)

油絶縁紙が焼ける様なニオイが(^^;;