A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

2020/03/08

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JAN 5670Wの扱いを始めました。

一般等級の5670が1800円で売られている様ですが、厳選 選別品のWやWAを知らない人が多いようで、何故か逆に選別の高級品が安いという、意味わからん業況ですが(^ω^;;)

 

昔は当たり前ですが、5670W/WAの方が倍以上の製造コストが掛かるので、一般等級の倍値以上の定価が付けられていました。

 

選別品というと、メタル時代は、赤塗りで、GT時代は、茶袴、赤袴が選別品であります。

昨今の中国製の物で、茶袴ベースのがチラホラ見られますが、あれは選別品なのか(?)不明であります。

専ら、選別品とは、振動試験やgm試験にて、狭い合格ラインを通過した物の事で、安定した動作を重要視する場合に適しているので、個々のバラつきが非常に小さく済ませてあるのが選別品であります。

 

一般等級の品物は、合格ラインをヒーティングタイムで超えるのが多く、初っ端は元気が良いが、次第に劣ろうのがチャートにすると山になるのがあるが、選別品は、ヒーティングタイムでは、合格値近くからグンとは上がらず徐々に上がり、大凡30分は余熱してやらないと、安定期に入らない。

また、一般よりか若干μが小さく、高寿命、安定性を優先しているという事もある。

立ち上がりから、安定に入ると劣化での下りが少なく、安定したgmで動作する。

エミゲンには徐々になるが、かなり使い倒さないとエミゲンにもなり難い。

カソードを活性化させようとフラッシュさせても、使い倒してのエミゲンは、復帰は難しい。

一般品であれば、フラッシュさせると、gmが回復する場合がある。

要は、際迄使う事が出来る球である。

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とりあえず今は数があるので、爆安800円にて。

一般等級が800円なら分かるけど、選別品が800円で、一般が1800円ですから(笑)

今だけです。