A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

3B22

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UV-202も3B22で整流してみる。

支給された球の中でも一番電流食う球である。
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コンデンサ無しで大凡定格の電流が流れている。

プローブを±逆で繋いだが特に意味は無い。

端子が混み合っていたから、繋げられる場所へ繋いだという状態である。
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3300μFを挟むと全体電流が3Aに上がった。

リプルを取るのに電流が流れているのか、3B22が消費する分があるのか分からないが、パラで使うと幾分電圧が低電圧でも取れる様になる。

しかしながら、上部のプレート側は、初っ端のヒーティング時のみ放電し、安定に入ると止んでしまう。

Bの高圧を整流させた時は上下共に放電していたのであるが、ハーフの場合は流れ易い方に片寄るという事も考えられる。

1Ωか程々の抵抗をプレートへ入れて使った方が安定に両極が放電するかも知れない。

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Cを挟んだ時の波形。

 

3B22の定格が1Aであるから、定格一杯に流れている事もあってか、放電は結構明るく派手である。

瞬時数十A流しても耐える球らしいから、そうすぐには壊れないであろうと推測。