イコライズして実験。
初段のグリッドを見たところ
終段のグリッドを見たところ。
OPT2次を見たところ。
ここまで来ると、怪しいのはOPT自体。
手持ちの試験用としているサンスイのOPTに繋ぎ換えてみる。
信号はフラット。OPT2次を観測した所。
綺麗に出ている事を確認。やはりOPTに問題ありか...
其の儘元に戻す。
3.2kcからダラ下がり。
低域の出易い球というのもあり、WE繋ぎをやると高域が更に落ち込む様だが、OPT自体が高域特性が相当悪い物の様である。
知人からのアドバイスによれば、無線機か電話用のトランスなのではないかとの事。
特に3kcからスパッと落ち込んでいる様が、それに該当するのでは。との事である。
とりあえず、ハイの出が悪いのはOPT自体に問題があり、2次負荷を120Ω以上にした場合に、大凡フラットになる事が分かって来た。
WE160Cを巻き変えたらしいが、元はライントランスらしいから、コアがそもそもハイが出ない様になっている?
もしくは飽和しているか?
それとも5k:600Ω巻き?よく分からないが、2次DCRは0.7Ωだったから、16Ωなんだと思われ。
とりあえず、OPTをHiFi用に交換するのが一番手っ取り早く、一番良い音になりそうだが、高価な物をかなり投資した機体らしいから、ハイパスを組んで3kc以下をカットして、補正してみる。
4メグと100pf構成
68pf
聞いた印象は68pの方がバランス良いか。
低域と高域のバランスが良いが、山になっているから、ハッタリの効いた雰囲気。
60pfに2M-2Mに変更、間に68pでデカップリング。
平坦にはなったが、ハイが下がっている分がどうしてもあるから、コブがあった方がHiFiらしく聞こえた。
小さい容量のCが手持ち2つ同じものが揃わないから、“十八番”のガラス管でコンデンサを作った。
大きく作って欲しい値にカットして調整(笑)
なんなら、抵抗も一緒に詰めたら良かったかな(^ω^;;)
まぁ調整するのにユニットにしない方が良いか。
これで60pf。デカ(笑)
実はその前に、ネジネジ エアコンデンサも作ってみた。
繋がっていない線が互いに寄るだけで、音が出るという面白く不思議な現象。当たり前の様にコンデンサを使うけど、中身は繋がっていないから、これと同じなのだけれども、ケースに入って中身が見えないから、こうして再現すると、改めて交流誘導凄いという事に気付く...かも知れない(^ω^;;) やればわかる。
然し乍ら、30cmで35pfと容量が少なく、長いという問題があり、これを巻いてみると、容量が低下するという事が分かり、もっと長さが必要になりそうで良くなかった。
そこで平面的に作る事で面積で容量を得ようとした結果、アレになった次第。
とりあえず定着を待つ。