A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

三菱 14T-700 pt3

f:id:A2laboratory:20201129210130j:image

前の時にこの破片が何かと問いにしましたが、今回は答えを。
f:id:A2laboratory:20201129210121j:image

破片はチューナーの接触子で、この部分は結構壊れる事が多かった様で、後期は簡単に交換が出来るようになっているものもあるが、これはカシメの様である。

チューナーごと交換する様式であろう。

ここもボンドで接着した部品がチラホラある。
f:id:A2laboratory:20201129210137j:image

ここの接触片が折れたらしい。
f:id:A2laboratory:20201129210144j:image

カゴを外して内側から。
f:id:A2laboratory:20201129210125j:image

ハンダ付けが効くから合わせて盛っておく。

隣も亀裂が入ってバネっ気を失っていたから、ハンダ補強。
f:id:A2laboratory:20201129210147j:image

接触具合を確認、全接点に導通がなくてはアンテナコイルの役目にならないから、曲げ具合を調整して当たる様にする。

丸くし過ぎると当たりは良くなるが、点接触になって、接触面がシビアになるから、あまり山にはしない方が良い。

f:id:A2laboratory:20201129210128j:image

セットに戻してチューナー部は完了。


f:id:A2laboratory:20201129210141j:image

倍電圧部のケミカルは噴いていないが、平滑は防爆弁が作動したらしく、穴が開いていた。

恐らく白煙が相当出たのではないかと推測。
f:id:A2laboratory:20201129210133j:image

他数個のチューブラもパッキンが破れてパンクしている。

 

コンデンサはメーカー推奨寿命は10年としていて、最近の製品は10年で廃棄せよ、それ以上は使ってはならない、何が起きても自己責任、という様な謳いを目にする機会が増えた。

扇風機のmpコンデンサが原因で発火する事故が多かったというのもあるだろう。

 

 

ps:今日朝は机の上を片付けたり、ちょっとテレビを触ったり、フラつきは少なかったのだが、昼過ぎになって昨日の疲れも出ていたか、やはりまた左の目の奥辺りが痛い様な感覚で、グラグラするから目を閉じ横になって。

目の奥というと耳のカタツムリにも近い位置(?)に思うのだが、何がしか総合的に悪いのか、耳鳴りも目の痛み?も片方だけである。