A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

ダブルアーム 信号ミキサ

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先日の修繕依頼品のセット内で使うヘッドアンプを考える。

 

#1にRCAの局用P.U、#2にOther P.Uとし、RCAの方にはNartbデコードユニットがあるから、+30dB以上のアンプがあれば都合が良さそうだ。

other P.Uには、パッシブEQユニットがあれば別であるが、定めし有ってもハイフィルタであろう。

初段、EQ、ライン増幅として、あえて反転出力にしている。

普通一般には2ラインを切り替えるならばswやロータリーでガチャガチャやるであろうが、キャビネット内から、線を引き回すのは、何ともロスが出て、アンテナにもなり兼ねず、S/Nを悪くして迄良いとは思えないから、2ラインブレンドにしてしまう回路。

6BE6は周波数変換管であるが、これはラジオで一般に455kcの高周波に信号をブレンドさせる事をして使っていたが、このブレンドの良さは低周波でも実験してみると、かなり精度が良いから使える。

高周波特性は455kcでも使える位であるから、可聴域は難無い。

但し、g1は反転出力に、g3は非反転出力であるから、これは合わせた方が良い。

特にステレオの場合は位相の問題があるからである。

とりあえず、試作を作ってみる事にする