文字入れしたトーレンス PR-15のリメイク型、只今売り出し中です。
ダイレクトに連絡貰えれば少し勉強します(o^^o)
入札が無ければですが(^^;;
電源は毎度のD-101兼用でD-101Rシリーズで使えます。
先日からやっている古典管フォノアンプ。
フィラメントはDC点火で、SGにどの程度のコンデンサをぶら下げるとゲインが上がって、やり過ぎると発振してとを実験。
1000pfが程良い具合かな。3300pfで、終段を過負荷にショート気味にさせると50c/s辺りで発振が始まった。250kのvrでも次段に入れられない位に発振し易い状態になった。
バイアスは32、34、30で異なるのだけど、フィラメントが同一になるから、カソードも同一という事になるから、抵抗を分割で入れて、欲しいバイアスの電圧になる箇所へグリッドリークを挟み込めば良い。
ただ、3つの合計電流でバイアスが決まる訳だから、1つでも時定数を変更すると全体が変わるという、少々厄介な回路構成である。
バイアス電圧はそれで良いのだが、RIAA補正はCRで、Cでグランドからは浮いているから、ここへグリッドバイアスを印加しておいても問題はないが、さてEQ補正は素直にグランドへ落として良いものか?
グリッドリークのゼロ基準の場所へ落とした方が良さそうな印象もするが、やってみると僅かの差であったが、浮かしたカソードの基準点をグランドとすると、EQの掛が浅くなった。
グランドへ落とすと深くなる。
信号のループを考えてみると、グランドへ落とさないと、カソードへ入れた抵抗を通って少し抵抗値が増すという事と思われ。
32、27A、34、30の構成で、20mV入れて2V得られているから、40dB増幅している。
話は違うが、IWATSUの周波数カウンタの付いたオシロに、これが壊れたら中古を買いたいなーとか思っているが、まぁ壊れない(笑)不具合すら無くて。
日立でも良いけど、ピーク電圧も表示されるやつ。あれ良いなぁ。早く壊れないかな(爆)
そんな様に思っているとなかなか壊れないだろうなぁ(笑)
話戻って、34が結構小難しいヤツで、μを5に上げるのに結構苦労した。
32はワケなかったが、34はペントードで32はテトロードである。
定めしサプレッサがリモートカットオフ機能を持っているのだと思うが、フィラメントの片線へ入っていて、バイアスも浅い所で掛けているから、コントロールよりもサプレッサの方が数V高いから、μを下げる方向へ働いているのではないかと思われ。
雰囲気的には32と似ていて、サプレッサのない代わりにシャープカットオフである。
試聴してみたが、マイクロホニックは大きいが、随分とまとも。
ハムも大きそうに思えたが、球のシールドを完全にすれば、それも静かになりそう。
通電したばかりは低域が全くの程出ず、高音がシャカシャカしていて、昔の塩梅の悪い電蓄を思い出したが、暫くすると、全体に落ち着いて来て、各所の充電が程良く終わったのではないかと推測。
高域のシャカシャカも普通のRIAAカーブらしくなってきた。
低域のブースト感は薄いが、古典管と言えども、12AX7と別段大差無いかなと。
ちょっと気になるからNFにも組み替えて試してみる事にする。
ps:低域の具合をoscにてオシロで確かめると、20c/sからかなりブーストされているのだが、実際に聞いてみるとそれ程でもなく、押しが弱いのか、電源インピーダンスが高いからなのか、不思議な結果になった。