A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

2020/02/14

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コアーの焼き鈍しをすると、帯磁率が下がるとか。

ACの場合、磁気の通りが悪いと損失で熱になるから、幾分良くする為に、焼き鈍しをすると良いそうである。

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バーナーで炙って自然冷却。

鉄の結晶(?)は、バラバラの儘らしい。

通電して試すと、確かにコアーが熱くなり難くなっているが温まる。

熱いと思う程に以前はなっていたから、効果はある。

僅か強くなって、負荷を掛けて歯車を回せている。
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こうなったら、結晶を全体に揃える、強制冷却も試してみたくなって、またバーナーで全体を赤くして、水へ。

所謂、焼き石というのは経験はないが、多分同じであろう。瞬間に熱された湯が結構飛び散るのだなぁと(^^;;

焼き入れで油にドーン というのは工場で金型をやっていたから知っているが、あれは煙に火が着くというか、ボコボコボコっていう感じで、静かな印象だったが、あれが水みたいにバチャバチャ跳ねる様だと危険極まりないなぁ(^^;;

 

結果は鈍した時と変わらないかな。

トルクが強くなる訳でもなく。

そもそも、珪素鋼材ではない時点で、効率はオリジナルよりか劣って当然の事で、珪素鋼板は金型が無いと抜いてもらうに出来ないし、多分一般市販されているとも思い難い。

売ってる所があれば、教えてほしい位で(^^;;