A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

2020/02/13

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オリジナルがどの位の磁力なのかも調べるべく、外して来た。
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構造と採寸の為にバラして。
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コアーサイズ
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回転子には、スリットが入っているが、単に旋盤で粗引きしただけらしい。

シャフトは鉄である。
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数枚が重なっているのかとも思ったが、こちらも粗引きしただけらしい。

1枚板をブレを減らす為に、シャフトにカシメた後に旋盤で引いて作っていた様子。

t0.55であった。
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良く回る....

ギャップは1.5mmでかなり接近している。

離れると回らない事が分かった。
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t0.5のアルミ板もあったが、1mmの方がより渦電流が大きく発生するのではないかと思って加工して来た。
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結果は、ギャップが広くても回る様になった。

しかしながら、低トルクと言えども次段の歯車を回せる程の力は得られないから、ギャップを狭くして行くと、次第にトルクが大きくなって来た。

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回転がする様になって来たから、コイルを巻いて作ってみる。
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ボビンはファイバーを持っていないから、厚紙にて。
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まぁこんなモノで(^ω^;;)
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6000回巻いてみたい所だが、ボビンサイズ一杯で4000回が良い所。

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完成したコイルユニット。
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DC値は137Ωで、オリジナルは892Ωあったから、やはり6000回巻きしてありそうだ。

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通電してみると100Vで回り出したがトルクはオリジナルの半分という雰囲気。

https://youtu.be/zkyEJNuGE7g

↑から回した所を見られます。

 

もうちょいトルクが得られないか、コアーを動かしたり、色々やっていたら、コアーがかなり熱くなってしまう。

コイル自体はそんなに熱くなっていない。

コアー損失が物凄く大きい可能性。

 

さらにゴニョゴニョやっていたら、青白い光と火花を散らして、ボッと凄い音がして、長く引き出した線の間で絶縁が悪かった様で短絡(^^;;

100Vでも十分危なし(^ω^;;)