テレビ修理で交換したCR類。
線は、配置を変えた際に不要になったり、被覆が割れていて危険だから交換したり。
抵抗は断線したのが幾つか。
ペーパーコンは全てチェックしたが、1MΩ程しかなくて、絶縁不良でやはりダメ。
ブロックはフォーミングすると使えそうだったから、自分の遊び用に使おうと保管。
これがそのブロック。
エルナーの物で、防爆弁もあるが、全体にモールドで端子部分が出来ていて、ゴムパッキンの物とは違うから、封印が良く出来ているのではないかと推測。
ただ容量が少々誤差が大きく出ている様だから、Bには危ないかな。
どちらにしても、自分用(笑)
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大きい音を出した際に、セルフバイアスでは、次第に深くバイアスが印加されてしまう。
なるほど、連続音で出力が得られないという現象はこの事であった様。
アタックは強いのに、連続だと歪みが上がって来て、大出力が得られない。
大きいCkの場合には、充電に時間が掛かるが、小さい場合には、早い段階でチャージが済んでしまう。
昔のセットは能率が高い物を使用すれば、出力が大きくなくても大丈夫な様に設計しているのかも知れない。
今は能率の良い物ばかりでは無いから、解決法を考える。
普通一般の両波整流とは別に-Cを得ようとする場合は、別タップから-C用に引っ張って来るのが多い事と思うのだが、もしも都合の良いタップの無いトランスであった場合に、-Cを得る方法を考えた。
これはオシロの高圧でもやっているし、無線と實驗にも記事になっていた様な覚えがあるが、どれも-C向けではなかった様な。
B+は全波整流であるが、-Bの方は半波であるが、大幅に電圧を下げて使えば、リプルも気にならなくなるであろう。
また、平滑の抵抗を中点に付けたならば、B+、B-共に活用できる事になり、部品点数が少なく抑えられる。
但し、この回路で問題となる部分は、整流管である。B+は直熱管で、B-を傍熱管とすると、直熱管の方が立ち上がりが早く、傍熱管の方が遅いから、立ち上がりの速い球があった場合に、0バイアスで電流が大きく流れる可能性がある。
カソードにリレーを入れておいて、制御するかしたほうが良いかも知れない。
これはRCAのパワーアンプにあったスタイルであるが、B+に定電圧放電管VRを繋ぎ、一方を出力管のカソード抵抗に繋ぐ。
こうすると、大出力時には球に電流が流れてVRの電流が減り、抵抗Rkに流れる電流は均衡を保つという原理であろう。
従って、予めバイアス電圧は低く設定しておき、VRの電流を加算した時に丁度良くなる様にしていると考えられる。
-Cが無くとも、安定性は確保出来そうである。
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秋葉原に顔出しに行ったら、試聴にアンプを鳴らす様にしていたから、117N7アンプも鳴らす様にセットしてくれよ と言われて、ヨシとイッチョ繋いで、即時切り替えで他のアンプと比べられる様に、セレクタを通して完成。
他のと比べると、大分117N7アンプはHighが出ていて、所謂HiFiらしい音だった。
他の方の作った自作アンプは、若干くぐもっている様で、明暗がハッキリとしない具合であるが、High落ちしているのか、それともトランスの特性なのか分からないが、HiFiではない印象であった。
マロヤカで突き刺さって来ないから、フワリと聞いて要られそうである。
対して117N7は、コントラストがクッキリ来ているから、少々突き刺さり感がある様な印象。
好き好みが出るが、ボーカルがパッと前に出る音と、バック演奏もボーカルも同じ位置に柔らかく鳴るのとの違いか。
自分の所では、117N7の音が標準に感じているから、多分製品もこんな風と思われ。
タンノイのロールオフ、ハイも、基準にしている物へ合わせて試験しているから、Highが上がって出過ぎている訳ではないかと思う。
ローに合わせれば、ちょっと出過ぎているかも知れないが、均衡は良い具合だと思うが、BGMに鳴らすのには、ちょっと主張が強いかな。
ソースにも寄るだろうけど、主張の強い場合は、より鮮明になるかと思われ。
後に、ギャラリーに寄って、French POP、ギターの生演奏を耳にしたのだけど、アンプはしているのだけど、結構低域出るわ(笑)
ブーミーに歪んでいない綺麗な5、6限の音って、結構ウーファーを振幅させる。
実際のアンビエントな増幅って、こういう物だよなぁと改めて耳調整。
録音はかなりコンプレッションが掛かっていて、弦をビーンと弾いた勢いを殺し過ぎている印象。
とは言っても、録音マージンの中に収めなくてはならないという制限があり、それを余裕で超えるのも、アンビエントのマージンの広さである。
録音では表現出来ないスケール感なのは当たり前であるが、これだけ低域を鳴らしても、ライブでは普通かな という再認識。
やはりトーンコントロールはあった方が良い。
もっと言えば、逆コンプレッション ユニットがあった方が、よりらしくなりそうだ。