A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

D101

McIntosh D-101を模す。

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オリジナルは20μFの4段であるが、リップルが取れないと思われ、少し容量を増やして3段としてみたが、やはり少々リップル残りが目立ち、mcを使用した場合に都合が悪い可能性が高い。

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少し改良して、マイナス側も平滑してやると良かろう。

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試聴の様子

 

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これはかなり稀な症状と思うが、トラッキング現象の様に、整流管のソケット、P-P間で絶縁が低下し、煙が出るという事が起きた。

中間のピンはNCで、何処へも繋がっていない。

端子間の絶縁をみると、4kΩで、焼け焦げた部分を削ると2000MΩオーバーになり、正常に動作し出した。

モールドのプレス時に金属粉でも混ざって、絶縁が低下したのであろうか?

それか、ソケットが汚れていたのか?

分からない。

 

 

 

 

 

追記:オシロにてB+のリプルを確認すると、50mV以下で、かなり綺麗である事が分かり、平滑不良ではなく、原因はヒーターで、ハムバランサーやCTでも、鎮めるには物足りず、B+のバイパス抵抗にシリースに抵抗を足して、ディバイドとしてヒーターCTに繋ぐと、直流点火同等の効果を得られた。

オリジナルはハムバランサのみなのだが、それでハムが収まっているとは思い難いが、オリジナルが良いという場合に、スイッチでダイレクトアース、バイアスと切り替え出来たら面白いかも知れない。

まぁ一度設定したら不要な気もするが...