A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

2019/07/10

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バラされ済みが修理可能か。

どの辺り迄バラしたかにもよるが、これは…非常に重症であった。

ガンギとアンクルはすでにGet out状態。

凄い事に、幸いにも軸折れはどちらもしていない。

 

※基本的にはバラした其の儘の品物は受付は致しません。

バラして組み直したが動かないという場合は、説明を添えて連絡ください。
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持っただけで、自然と歯車が中から転がり出てくるというヤバさ。
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裏蓋はしてあったので、もうちょいマシな状態かと思ったら、完全にOPEN。

上板がバガバガで、テンプが上板ごと外れて転がっている。
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天真が折れているかと思いきや、こんな雑な扱いでも折れていない。凄い。

ヒゲがグチャになっていたから、これも整え調整。

写真の様にマシになった。
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がしかし、内側がもっとヤバかった(汗)
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4番車の軸がない!

そこが折れるか!

ゼンマイは巻き上がった儘分解した様で、まだチャージがあるが、恐らくガンギが落ちて高速回転して折れたものと考えるのが一番近いだろうか。

ゼンマイ解放は横からコハゼを押せる仕組みになっているが、これも知らずバラすのはかなりナンセンス。

軸折れは修理不可(20万くらい出すというのならば、歯車製造が可能と思われ)

依頼人に確認し、不要との事なので、ガラ箱行きにさせて頂きました。

再製作するか難しい所であるが、それ相応の価値がある物也であれば、話は別と思うが。

やはり餅屋は餅屋。

技術を要する事は、専門に任せるのが良いと考える。

そういう私も、毎日が勉強であるから人の事は言えないが(;´∀`)