A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

山水 SM-11B

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フォノEQ段が入ったモデルなので、SHUREのm7dでLPを聞いてみましたが、、、(^^;;

うんうん、カーブが合っていない感(^^;;

Hiマグネチック型なら何でも鳴るだろうけど、HiFiを意識しているのか、シャリシャリキツイし、中高音抜け?なのか、やはりカーブが合ってない感。

DL-103みたいなLoマグネチック型はトランスが必要だ。

 

SP盤は音色調整の範囲内という感じで、聞いた心地が良いバランスには調整出来るけど、何処がフラットなのか不明な音の質感。

回路の見るとCRのフラットにならない回路だったから、まぁ昔の普通な(?)感じかな。

ラックス型は、当時はまだ無かったかな。


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あと、モデル名がどっちなのか不明(笑)

MSなのかSMなのかハッキリしろぉい!(爆)

 

シャーシ側はSM-11Bと表記がどちらもあるので、回路図の表記が逆になったのかな。

専ら、違うモデルの回路図だったら尚笑えるw

 

 

 

そうそう、それと出力が1Wも出ない感。

クラシックを聞いてみたら、ボーカルとか、ピークの部分がモヂってしまって酷い感じ。

でも、何処となく、渋谷の道玄にある名曲喫茶 ライオン に似た様な音質で、何とも言えなく捨てがたい古い音。

 

電源のケミコンもガタが来ているだろうが、この歪んでハイパワーが出ない雰囲気は、カップリングの漏電が影響しているとみた。

カップリングは通常、DC成分は通さないが、高圧が印加されると絶縁が良くなくて、微量に漏れるのだが、これが次段のバイアスになったりで、歪みっぽくなる。

カソードのデカップリングも容量抜けしていそうだ。

 

にしても、設計が良いのか、ACハムが聞こえない。