A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

2024/07/02

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21LU8のアンプが良い感じなので先日買って来た材料で電源部分を実験。

無負荷倍電圧で270Vが最大の様である。

ケミカルと違ってフィルムであるから、容量が小さい割にインピーダンスが低いから、短絡させると盛大である。危険。

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チョークを入れて230V台にドロップしたが程々良い。

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しかしながら、チョークがリプルを割と放っていて、これが感度の良い入力トランスで受けてしまってバズが出る。

試しにオシロでもう1つ巻いた入力トランスをP.U代わりに漏れを確認すると、やはり縦横で出ている。

昔のオシロスコープの電源トランスが、斜めに付いていた様に、干渉しない角度で取り付けなくてはならない可能性が出て来たとも言える。
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次に、箱内の温度上昇を抑える為に試しに仕入れたシロッコファンであるが、これがまたスイッチング制御で回してらしく、ビーンとノイズが出る。

ファンを入力トランスへ近付けても、ブィーンと音が出て騒がしい。

風を煽ぐ音も割と騒がしく、昔のHDDが回っている様な、低速の何とも言えない懐かしい感じがする音が出る。

 

それで、入力トランスやMCトランスが高価な理由であるが、その大半は、パーマロイの磁気シールドの材料費であろう。