22年の11月から長らく机の上にあったテクトロトランス。
机も狭くなるし、作るなら巻いたついでで作ってしまうかと動いて。
ボビンを作って。
オリジナルの紙ボビンはコアを外すのに切ったから使い物にならないし、ニスが良く入っていてコイルと強力に接着されていた。
ツイン巻きで各層に静電シールドが施されている。
更にコアと取り付けのネジは4本がシャーシへ触るとアース点としては多箇所になるから、ネジへ絶縁が施されている。流石計測器。
よく出来たものだ。
今回のボビンはガイドが無い昔式だから紙を挟んで崩れない様に巻いていく。
手間暇食う仕様である。
仕上げたらコア組み立て。
仕上げて完成。
電源トランスとしては小さいし、OPTにするとしても1個しか無いしで、チョークにして、容量は24Hあった。
安全電流値とすれば250mAであるが、500mA位流しても平気。暫し温まるであろうが。
そんなに大きくない様に思ったが、積層数が多いから、容量は大き目だったのだなと。
24Hもあれば、小さなオイルコンデンサでも十分リプルは下がる。