修繕依頼。
パッと音が大きく鳴って、以後沈黙。
端子で導通無しだそう。
綺麗な機体で具合は良さそうだが、確かに導通無しだった。
コイル根本が腐ってる事もあるから、それかなと思ったがやはり導通無し。
ダイアフラムの腐食は殆どなくて、かなり良い状態。虫食いは極僅か。
VCが中央で分離しているが、キズミで確認しても切れている部分が見当たらない。
試しに押して、元の状態にして導通を見ると18Ωと示す。
押し窄める場所によっては8Ω代に落ちてくるから、この分かれた部分の内側が切れているのだと思うが、見えない。
押し窄めて接着しても、断面の接合がが完全ではないと思うから、音を出している振動ですぐに不良になるだろう。
VCをダイアフラムから外して新しく巻いてVCを作る。
アナコンダ電線はcm幾らで、キロ買いしたら数百万は下らなそう。
全くもって掛け値なしの仕事である(^ω^;;)
数個巻いている途中で切れてしまってクズ行きになった。
手で巻いているからテンションの強さがシビア。
重ね2層だから、上っ面に重ねて巻くのは見えなくて困難極まりない。
巻いたものをギャップに干渉しないか試験。良好。
後ろがオリジナル。
ダイアフラムと接着。
センターを確認して暫く圧着。
組み立て貼り合わせる。
良い場所を出しながら。
組み付け最終試験をして完成。
明日また再試験して問題がなければ完成とする