A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

2024/03/13

f:id:A2laboratory:20240313232003j:image

昨日の続き。

また電話があって、片付けをすればする程寂しくなってしまってどうしようもないが、また色々出てきたから持って行かないかと。

それで急遽明日また高尾に行ってくる。

お昼を一緒に食べましょう。って、炊き込みご飯と鶏のコーラの煮付けを作ってくれるそうな。

好き嫌いは何があるのかと訊かれて、とりあえず“酸っぱいもの”と言っておいた(笑)

それとあまり食べないから、田舎(?)みたいな大きいテーブルに、大皿で出してもらっても食べ切れないからね(^ω^;;)と言っておいた。

コーラの煮付け?私は食べた事が多分ないだろうな。甘塩っぱいのだとか。

まぁコーラじゃぁ甘いだろうけど(^^;;

 

そんなで、パパの手製のアンプは、其の儘使うには危険だから、手直している所と伝えて、今度懐かしみに、私宅へ行っても良いかと言うから、それも歓迎であるし。と伝えて。

 

そんなで、今日のうちに組み上がったから通電してみた。

回路が一部繋ぎ不良であったが、実際の動作はどうなるのか実験しなかった。

f:id:A2laboratory:20240313231949j:image

音は問題なく出た。

f:id:A2laboratory:20240313232000j:image

しかしながら、かなり歪んでいる。

何だろうと調べると、アンプより入力側から歪んでいる。
f:id:A2laboratory:20240313232006j:image

iPhone6sへ繋ぐと酷くクリップして使い物にならなかったが、14では問題なく、クリップしない。

対応のマッチングがあるらしい。
f:id:A2laboratory:20240313231955j:image

ただ、無音状態でも高周波が100mVも出ていて、良いDACではない。

まぁまぁ、こんなに小さな機体であるし、欲を言ってはならないとも言える。

これが世間じゃ普通当たり前なのであろう。

ただ、凄い事に気付いて、抵抗を1本入れるだけで、この高周波が消せる事が分かった。

なるほど、これは良い事を知った。

現代機材との組み合わせを想定するとして、今後役立つであろう。

f:id:A2laboratory:20240313231952j:image

部品は元から付いていた物を其の儘使い回せる物は使ったが、寿命が来ているのもあって、107vに対して1vの漏れを生じているカップリングが1つあった。

バイアスは+1vしているのと同じであるから、カソードバイアス引く事の1vである。

電流はやや過多になる事になる。μの高い高感度の球であれば、この1vが大きい事になる。

6GB8はバイアスが14v出ていて2つで83mAだから、暫し鈍感な方だと思う。

それであっても、不良部品は交換した方が良いのは言うまでない。

その半壊れの時の音が良いと思うかは、好みであるが、持続は毎回しないから、毎回違う音が出ていると思った方が良い。安定性は悪い。

何故ならば、壊れてきているから。これが結論である。

f:id:A2laboratory:20240313231958j:image

とりあえず、何時迄聞きに来られても良い様には出来たから、急ぎはひと段落した。