片付け続き。
ゆっくり考えながら、使い易い位置とを考えながらやっていたら、また1日潰してしまった(^ω^;;)
結局、デザインの気に入っているのを集めておくのでは使わなかったりして、仕事が捗らない。
仕事は仕事で、デザインが多少なりとも気に入らなくとも、結局良く使うのであれば、使い易い環境にすべき事とは思う。
少しの妥協は必要である。
ただ気に入ったデザインの物は近くに置いておきたい感はある。
結論から言うと、私の好みは奥行きのある深い彫り、御狐の様な高い鼻が好きなのである。
アール・ヌーヴォーも凝っていて素晴らしいとは思うが、ソビエトのゴシック様式なデザインセンスも嫌いではない。
好きではないと言えば、薄いデザインの薄いプリントの大量生産なのが好かない。
内側は薄いプラスチックの強度を上げるために薄い骨を沢山生やした様な、如何にも安い感じのする、手間が感じられないデザイン…
いや、コストを省くための努力はしているのは分かるが、重みがない。
軽いのがどうも好きになれない…とは言っても、昨今の製品はそういった物は大半であるし、通らない訳にはいかないのも現実。
部品のツマミ1つでも、昔だったら無垢が普通だけれど、今は裏を見ると十字の支えが入ってスカである。
それでも十分役目は果たす。果たすが、やはり軽い。
そうやって、あれこれ凝るとなると、もう自分で作る他なくなる物も多い。
気に入らなければ、気にいる物を作るしかない。
しかしながら、そうやると分かる、“コスト”である。
陸の端子1つ2000円というのは、高い!と思ったが、モールドを1トンで買って、その保管場所の所場代、ネジとを熱プレス、不良が出る分と…
そう考えると、やはり安くないのも当然で、無垢となれば、それだけ詰まっているから材料代も嵩む。
今迄は作り過ぎた在庫が横から流れて、本来高価な物が二足三文で買えたが、その在庫が無くなった現在は、製造を止める所もあるしで、高騰しても不思議ではない。
最も昔程に大量の需要がない。これが一番の高価になる点であろうと思う。
今は眞空管の一般的に需要はないし、在庫も程々有るのは有るから、安く出回っているが、本来の価格からすれば、二足三文なのであって、それが暫しの値上げをした所で高い!という事は無いのである。
当時だったら、全く買い込めない値段の代物である。
一旦安い値段を知ると、少しの高騰も過敏になるのは良く分かるが、今後は安くはなる事は無いであろう雰囲気はある。
廃棄は別として…