シャーシも作り手が少ないからか、廃番になるのが多い。
選択肢が限られる事が多くて、作るに作り難いというのが正直。
他部品も値上げがあるし、昔に戻るかな。
この前迄が安過ぎたのかも知れない。
在庫過多で飽和していたとも言えるのかも。
既製ケースは、リードを買う事が多かったのだけど、値上げがあって高価に。
調べたら、タカチの方が安いから、タカチを買ってみた。
今まではタカチの方が高価で、所謂一級品の様な手が出せない存在だったが、これも廃番で、値段其の儘になっていた様で、少し安い印象。
自分でケースを作っても良いが、安く割り切るのに、自分が手間暇掛けてた作品を安く上げる為に用いるというのは勿体ないと思ったから、それなら既製品の方が安上がり考えた。
言ってしまえば、自分の所で売ると原価ギリギリでも良いやとやっているが、青山やら代官山やら六本木やら銀座やらの店に並んだら、ざっと軽く100万円に変身するのだと思う(笑)
売り場所によって、それだけ変化を起こす物と思う。今はそうなっていないが(笑)
並べてみると、そんなに大して大きそうに見えないが、誂えさせて残していた500W級の電源トランスはマッキンのデカいの並に大きい印象。
500Wがこのタイプでは最大級である。
それ以上はカバーがなく、本格的に業務用になって来る。“オーディオ”というより、“PA用”
100W級出力トランスも、ここでは小さく見えるが、民生機の安物と比べると、相当大きいと思う。
大凡、70-80W級の電源を使っていると思われる。別段悪い物でないが、5球スーパーか電蓄の物と同じと言った具合かな。
レギュレーションが良ければ良いが、あまり巻いていないから、レギュレーションが悪いと結局、柔い音が出る。低域が出ないのは、巻きが少ないか、電源がプカプカ。
低域はグンと電流を食うから、それを補なえないと、幾ら良いCRに交換しても、球を大きくしても意味はない様な気はする。
ブーストで持ち上げた方が余程改善するかも知れないけれども、出ないのは幾ら持ち上げても出難いとは思う。+3dBでは大差感じないと思う。20dB位は変化量が無いと(?)
12AX7比較。
業務用アンプかマッキンかな(笑)
マッキンは割と小さいシャーシに綺麗に四角いトランスを並べて、上手い具合に纏めているなと思う。
業務用は裏面にトランス、手前に球が刺さって、19インチラックマウントだから、割とコンパクトには纏まっているけれども、映写室みたいな露骨な機械らしい、工業デザイン的なもので、マッキンの様な煌びやかさとは逆さ。
自分的には工業デザインな趣向の方が好き。
8166と比べると大きく感じなるなる(笑)
OS51がドライブかなという程小さい。
今回は別段頼まれた(?)物でもなく、単に安いのが残っているうちに買っておこうというだけで集めたという事もあるけれども、OS51ppが日本には無いみたい(?)(奥州ではポピュラーの様だけども)だから、バラック実験でかなり凄い実力の持ち主である事はわかっているから、完成品として1台欲しいなと思った次第。
出来ればヤンワリ動作ではなく、本領を出して欲しいなとか。
ただBが1000Vだと結構危険だから、600V止まりにしておく。
5U4でも良いし、5Z3でも良いけど、電源レギュレーションは良くしたいから、アルテックやデンオン研がやっていた様にパラって使う。
そういう様に巻いてもらってある。
球はまだあと数台は作れるだけの数はあるから、最大定格のバージョンも作れなくはない。
このシャーシでは小さいが。もしくは単発2台。
現代のブホブホしたウーファーでもドライブ出来るはずである。