A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

NC-16 実験

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インターメディエイトがハイ落ちしているのか、OPTなのかを調べるのに、どうぞとTango(ISO)のNC-16を貸してもらった。

これ高いヤツじゃん(^^;;

焼き切って壊すなんて事はない(とは思う)けれども、実験には勿体ない(?)様な気がして引けてしまう。

壊したら買い取れば良いだけの話ではあるのだけども(^^;;

 

結果はHiFiになった。

ただ、中高域の所謂昔らしい電蓄的な音も引いて、サッパリした音。少し前と比べると暗い様な気にもなる。

低域が出ていない事もなく、満足の帯域は確保出来ている。

コアは多分、珪素鋼板ではない様な気がする。

ppで巻いている様であるから、ギャップレスなのだと思うが、1次に15mA迄流して良くて、磁化してしまうであろうが、ギャップを取らずに問題がないのか…?

それとも逆巻きで磁気の打ち消しをやっているいるのかな?

それだとアンバランス信号では、信号も打ち消しになってしまう様に思う。

どういう構造なのか、1つ分解してみたくも思うが、少し中を覗かせてもらったら、コンパウンドを充填してあったから、これは無理だ。

本当に解体になってしまう。

焼き切ったJunkでも1つ買って、研究用としても良さそうだが、そう都合良く転がっている物かな。

Luxの合わせカバーのでも同じと思うから1つ解体してみようか。

多分サンドイッチ巻きをやっていると思うが、ギャップレスなのかな。

 

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実験で使っていた古いロクハン2発がどうも過大入力でガタガタと鳴る様になって、かなり変な音が鳴る様になってしまって、VCとボビンを壊し外してしまったらしい。

50pp、10Wは軽く出る様である。

cgを触ったりコテを当てて、ブーブーやっていた時間が長過ぎたと見受けられる。

HARKっぽい、そうじゃなさそうなユニットのエッジを張り替えた物を寝かしていたから、これに交換。

箱が無いから低域はスカすが、コーン紙が振るっているから、遮蔽すればかなり出ると思われる。

コーン紙裏は白でハークっぽいが、正面は黒であるし、センターキャップの布からして、アシダボックスっぽいが、アシダ音響はフリーエッジをやっていたのか疑問。

ハークはハークでも、チュニーの頃という可能性もあるかも?

どちらにしても、テスラのユニットの方が豊かな音がするという事は良く分かった(笑)

このユニットでも明るい音は出るのだけれども。